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Webデザイナーに、資格は必要ない【現役フリーランスの実体験】

「Webデザイナーになりたいけど、専門の資格があったほうがいいのかな…」

と思っている方、こんにちは。現役Webデザイナーのくろぽん(@ktsuyoc)です。いまはフリーランスとしてお仕事しています。

どんな仕事をするとしても、資格はあると心強い味方です。Webデザインにも専門の資格がいくつかあります。

しかし、結論を言ってしまうとWebデザイナーになるために資格を取る必要はありません。実際、現役Webデザイナーのぼくはデザインの資格を取らずにフリーランスとして活動できています。

では、Webデザイナーになるためにはどうしたらよいのか。この記事では、

  • 結論:Webデザイナーに資格は必要ありません
  • Webデザイナーになりたい人に必要なのは「自分のサイト」
  • Webデザイナーで就職するなら資格取得もあり【ざっくりご紹介】

の順に解説します。

資格がいらないとなると、どうしたらよいのかわかりにくく感じるかもしれませんが、やるべきことはシンプルです。

まずはこの記事で、Webデザイナーになるために必要なことをざっくりおさえましょう!

結論:Webデザイナーに資格は必要ありません

冒頭でもお伝えしましたが、Webデザイナーに資格は必要ありません。断言します。

というのも、Webデザイン業界は「その人がつくったサイト(=作品)」で評価する世界です。資格をたくさん持っている人よりも、サイトをたくさん作っている人のほうが信用されます。

ぼくは現役でWebデザイナーとして仕事していますが、Webデザイン系の資格は全く持っていません。資格というと簿記とTOEICと運転免許くらいでしょうか…。

なので、これからWebデザイナーとして活躍したい方は、資格を取るより先に自分のサイトを作るべきです。次で詳しく解説します。

Webデザイナーになりたい人に必要なのは「自分のサイト」

Webデザイナーとして仕事したいと考えている方は、資格よりも自分のサイトに集中しましょう。

先ほどもお伝えした通り、Webデザインの世界は「その人がどんなサイトを作れるのか」で実力が評価されます。だからこそ、資格の勉強をするヒマがあればさっさとサイトを1つ立ち上げちゃうほうが早いんです。

1からオリジナルのサイトを作るとなると大変ですが、最初は本を見つつ作ったサンプルサイトをカスタマイズするくらいでOK。

詳しくは「Webデザインの初心者がすべき勉強法はこれ!断言します【現役デザイナーが解説】」にて解説しています。

ここまで、Webデザイナーになるならサイトを作れとお伝えしてきました。が、就職するなら会社によっては資格を取ったほうがよいパターンもあります。

続いてはWebデザインの資格を大まかに紹介していきますね。

Webデザイナーで就職するなら資格取得もあり【ざっくりご紹介】

ここからは、Webデザイン業界の資格を

  1. Webデザイン技能検定
  2. Webクリエイター能力認定試験
  3. HTML5プロフェッショナル認定資格
  4. アドビ認定エキスパート(ACE)

の順に説明します。

1. Webデザイン技能検定:業界でただ1つの国家資格。認知度が高い

Webデザイン技能検定は、特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会が提供する資格です。

難易度によってレベル分けされており、難しい順に

  • 1級
  • 2級
  • 3級

という感じ。

試験は「筆記」と「実技」の2つがあり、Webデザインに関する知識と技術が問われます。厚生労働省が認定しているただ1つの国家資格で、企業からの認知度も高いです。

そのため、資格を取るならまずはここからチェックするべきかなと。

2. Webクリエイター能力認定試験:実践的な知識が多く、現場でのスキルが証明できる

Webクリエイター能力認定試験は、株式会社サーティファイが提供する民間の資格です。

デザインやコーディングなど現場で使う知識が中心のため、この資格を持っていると即戦力として就職先にアピールできます。

Webデザイン系の資格では難易度が低いほうなので、とっかかりとして始めるにはピッタリです。

3. HTML5プロフェッショナル認定資格:コーディング知識の資格ならコレ

HTML5プロフェッショナル認定資格は、特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(LPI-Japan)が提供する資格です。名前の通り、HTMLをはじめとしたコーディングの知識を中心に問われます。

  • Level.1
  • Level.2

の2つにわかれており、それぞれ最新のコーディング知識がテスト内容です。

4. アドビ認定エキスパート(ACE):アドビ製品の知識が問われる資格

Adobe社が提供する資格がアドビ認定エキスパート(ACE)です。IllustratorやPhotoshopなど、アドビ系ソフトの知識を証明する資格で、細かく分けると

  1. 単一製品認定:ある特定の製品について、知識があることを証明する
  2. スペシャリスト認定:特定の分野について、知識があることを証明する。プリント、Web、ビデオに分かれている。
  3. マスター認定:すべての製品について知識があることを証明する

の3つがあります。Webデザイナーを目指すのであれば、「1. 単一製品認定(IllustratorやPhotoshopなど)」もしくは「2. スペシャリスト認定(Web)」がおすすめです。

Webデザインは資格よりも実績。まずは自分のサイトを作ることから

ここまで、Webデザインの資格についてお伝えしました。

具体的なWebデザインの資格として、以下4つを見ていきましたね。

  1. Webデザイン技能検定
  2. Webクリエイター能力認定試験
  3. HTML5プロフェッショナル認定資格
  4. アドビ認定エキスパート(ACE)

就職するとなると資格があったほうが有利になることもあります。なので、Webデザイン業界で就職したいと考えている方は、資格の取得を考えてみてください。

とはいえ、何度も言うようですがWebデザイナーは資格よりも実績が大切です。ゆえに、とにかく最速で自分のサイトを作りましょう。

「いきなりサイトを作れと言われても、やり方がわからない…」と思っている方は、スクールに通いましょう。ぼくも最初はスクールで基礎を身に着けてから、自分で仕事を取り始めました。

おすすめのスクールは「【2018年版】おすすめのWebデザインスクール比較ランキング9選!初心者も迷わない料金・内容まとめ」にて紹介しています。あなたが絶対迷わないように、目的別ランキングや安さ順の比較などを用意したので、まずはご一読ください。

ほとんどのスクールに無料体験があるので、まずは体験からはじめましょう。この記事がこれからWebデザイナーになりたい方の参考になれば幸いです。