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こんにちは、1ヶ月に10冊くらいは本を読んでいるくろぽん(@ktsuyoc)です。本はお金をかけまくっても見返りがあると思っています。
「Kindleって読み上げしてくれないのかな。歩きながらでも読書できたら最高なんだけど…」
と思っていたのですが、実はKindleは音声読み上げさせることができます。
とはいえ、実際に使ったことがある方は少ないかなと。ぼくも最近まで知りませんでした。
そこでこの記事では、実際にKindleの読み上げ機能を使った感想を
- Kindle(キンドル)の音声読み上げは使いにくすぎて笑う
- 音声で”本を聞く”には「オーディオブック」が最適
- オーディオブックの主要サービスまとめ
の順に紹介します。
音声で本を聞くにはどんな方法がよいのか、実体験をもとにわかりやすくお伝えするのでまずはご一読ください。
- 通勤通学で歩きながら読書
- 部屋の掃除をしながら読書
- ジムで筋トレしながら読書
なんてことができちゃいます。特にビジネス書や新書など講義っぽいタイプの本は頭に入りやすいです。(逆に、小説は文字で読んだほうがおもしろいかなと)
「初月は利用料タダ&無料で1冊もらえる」ので、気になる方はぜひ。
とりあえず使ってみて「なんか合わないな」と感じたら無料期間内に解約しても大丈夫です。キャンセル料とかはありません。
結論:Kindle(キンドル)の音声読み上げは使いにくすぎて笑う
Kindleの音声読み上げは、実際に使ってみたら使いにくいのなんの。というか、使い物になりません。
ぼくの場合、Android端末で使える「TalkBack(トークバック)」という機能を使ってみました。が、
- 全ての操作を読み上げるので、うっとうしい
- 棒読みなので、あんまり頭に入ってこない
- 操作が難しいので、使う気がなくなる(=読書する気がなくなる)
という感じで「ちょっとこれはストレスがたまるな…」と思ってしまい、すぐオフにしてしまいました。
以下で詳しく説明します。
1. 全ての操作を読み上げるので、うっとうしい
トークバックはもともと視覚に障害を持つ人向けに用意されている、ユーザー補助機能です。
そのため、全ての操作を読み上げます。例えば、
- ホームボタンを押したとき
- 画面を消したとき
- アプリを操作したとき
など。いわば、読み上げてほしくないものまで大量に読み上げてくれます。うっとうしい…。
本を読むためにストレスをためたくない方は、使うのをやめたほうがよいかなと。
2. 操作が難しいので、使う気がなくなる(=読書する気がなくなる)
トークバックは操作が難しく、結果として覚えるまでに使いたくなくなりました。つまり、読書をする気がなくなったわけです。
例えば、
- スワイプは2本指でする
- アプリの起動はダブルタップで
- シングルタップはタップした箇所の機能を読み上げる
など、ふつうの操作とは違っておりクセがあります。
「そこまでして慣れる必要があるんだろうか…?」というのが正直なところでして、それくらいなら紙の本を読みますわ…って感じです。
3. 棒読みなので、あんまり頭に入ってこない
トークバックはぶっちゃけ棒読みです。「読み上げればいいんでしょ?」みたいな感じで、本の内容があんまり頭に入ってきません。
慣れれば聞き取れるようになってくるのかもしれませんが、読み上げのうっとうしさや操作の難しさを考えると、慣れる気にすらならないですね…。
しかもぼくの場合2倍速で聞きたいことが多いので、余計に棒読み度がアップするという。正直、聞いていられません(笑)
補足:iOSのVoice Over(ボイスオーバー)ならマシかも?
ここまでAndroidのTalkBack(トークバック)についてお伝えしましたが、iOSのVoice Over(ボイスオーバー)という似たような機能なら使いやすいかもしれません。
詳しくはAppleのVoiceOver解説ページをチェックしてみてください。
Windows/Mac版「Kindle for PC(Mac)」は読み上げ機能があるものの、対象本が少なすぎる
実はパソコン版のKindle「Kindle for PC」「Kindle for Mac」には音声読み上げの機能が備わっています。
Amazonが公式に備えている読み上げ機能なので使いやすいかと思いきや、そもそも読み上げ機能が使えない本が多いという。ツラい。
なぜならAmazonはアメリカの企業なので、英語版から新しい機能がついてくるからです。
要は、英語の本ならそれなりに読み上げ対応本があるものの、日本語の本はまだまだ対応できていないんですね。
それゆえに、音声で本を聞くならオーディオブックが最適なのです。
音声で”本を聞く”には「オーディオブック」が最適
音声で本を聞きたいのであれば、専用のオーディオブック(音声で録音された本)が最適です。本を聞くために作られたサービスなので、当然ながら使いやすさはバツグン。
プロのナレーターさんなど、人が読んでくれるので本の内容が頭に入ってきやすいのも特徴です。
また、再生速度を調節できるものもあり、効率よく情報を取り入れることができます。ぼくはだいたい2倍速で聞いています。
書籍をダウンロードできるサービスもあるので、スマホの通信容量が心配な方でも安心です。
オーディオブックはこんなときに便利
オーディオブックは以下のようなシチュエーションで効果を発揮します。
- 通勤通学で歩きながら/電車に乗りながら本を読みたいとき
- ジムで身体を鍛えながら本を読みたいとき
- 寝る前に本を読みたいが、タブレットなどで読むとブルーライトが気になるとき
では、オーディオブックには具体的にどんなサービスがあるのか、次で紹介していきます。
オーディオブックの主要サービスまとめ
ここからはオーディオブックの主要サービスとして
- Audible(オーディブル)
- audiobook.jp(旧:FeBe)
の2つを紹介します。
hontoなど、他にもオーディオブックサービスはあるのですが、作品数が「これだとすぐ読む本がなくなりそう…」と思ってしまうレベルだったので、割愛します。
Audible(オーディブル):作品数No.1!気に入る一冊がきっとある
作品数 | 40万タイトル以上(洋書あり) |
プラン | 単品購入or月額1500円(税込) |
ダウンロード | 可 |
再生速度 | 0.75倍速から3倍速まで7段階 |
Audible(オーディブル)はAmazonが提供するオーディオブックサービスです。
特徴はなんといってもその作品数。洋書を含む40万タイトルを楽しめるのはAudibleだけです。
単品で1冊だけ購入することもできますが、1500円の月額会員になると
- 毎月1冊は無料で購入できる
- どの作品も30%オフで購入できる
- 購入した本が気に入らなければ交換もできる
などの特典があってオトクです。
はじめの30日は無料なので、気になる方は気軽に試してみてください。もちろん、無料期間の途中で退会しても料金は一切かかりません。
audiobook.jp(旧:FeBe):750円で聴き放題はココだけ!無料プランもオトク
作品数 | 23000タイトル以上 |
プラン | 単品購入or月750円聴き放題 |
ダウンロード | 可 |
再生速度 | 0.1単位で4倍速まで |
audiobook.jp(旧:FeBe)は月額750円という手ごろな値段で聴き放題なのが特徴のオーディオブックです。
作品数は23000でAudibleの40万タイトルと比べると少ないですが「嫌われる勇気」や「サピエンス全史」などのビジネス書、「億男」や「君の膵臓をたべたい」などの小説と、有名な書籍はある程度そろっています。
最初の30日は無料で何冊でも聴き放題なので、まずは無料トライアルからはじめてみてください。
補足:実はiTunesStoreでもオーディオブックを購入できます
意外と知られていないのですが、実はiTunesStoreでもオーディオブックを購入できます。
先ほど紹介したAudibleから作品を持ってきているようで、確認できませんでしたが作品数はそれなりにありそうです。
とはいえ、単品での購入しかできないので、結論Audibleを使って読んだほうがいいんじゃないかなと。
オーディオブックのデメリットは「取り扱い冊数の少なさ」
Kindleの音声読み上げよりもオーディオブックのほうがおすすめだとお伝えしてきましたが、そんなオーディオブックにもデメリットはあります。
それは取り扱い冊数の少なさです。本やKindleと比べると、その数は
という感じで、数だけで比べてしまうとまだまだ…と感じます。
音声で本を聞いて、効率よく情報を取り入れよう!
ここまで、音声で本を聞くことについて紹介しました。
確かに読み上げ機能はタダで使えますが、とはいえコツや慣れがかなり必要です。個人的には安かろう悪かろうかな、と。
スキマ時間を有効的に使いたくて本を音声で読みたいのに、その使い方で手間取っていたら本末転倒です。
- Audible(オーディブル):作品数No.1!30日の無料期間あり
- audiobook.jp:月750円で読み放題!30日まで無料で読める
を使って、効率よく情報を取り入れていきましょう。
どちらも無料期間に退会すればお金はかからないので、「どっちにしようかな…」と迷っている方はどっちも使ってみてから使いたいサービスを決めるのがおすすめです。