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- 小説なんてなんの意味があるの?
- ビジネス書のほうが小説よりも役に立つでしょ
- 時間のムダだから小説は読まない!
と思っているかた、こんにちは。
ハッキリ言います。それ、損まみれですよ!?
個人の好き嫌いはどうしてもあります。が、小説にもいろいろなものはあるわけでして。
「小説」というくくりで全て読まないのはただの思考停止ですよ。
ぼくからすると、小説を読まないという人は明らかに大きな損をしています。ヘタに自己啓発本を読むよりも、よっぽど小説を読んだほうがいいですよ。
この記事では、小説を読まない人が損をする理由をお伝えします。
別に辞書みたいなぶっとい小説を読めというわけではありません。軽いものからでもいいので、読んでみませんか?
いいコトがあると、ぼくが保証しましょう。
小説を読まないという人が損まみれになる3つの理由
小説を読まない人は損まみれ!というのが、ぼくの持論です。
「後悔する前にいったん読んでおきなよ?」
と言いたい理由は以下のとおり。
- 相手のことを考えられない人になる
- 心のせまい人になる
- ストレスでカリカリしている人になる
それでは1つずつ見ていきましょう。
1.相手のことを考えられない人になる
小説は、登場人物の
- 行動
- 心情
を文字だけで想像しなければなりません。
つまり小説を読むことは、現実世界においても「相手がどう思っているか?」を想像する力をつけるのです。
「想像力とは、他者によりそう力」であると、ハリーポッターシリーズの作者であるJKローリング氏も話しています。
想像する力がないと、相手のことを考えられない人になってしまいますよ。
「…それってマンガでもいいんじゃない?」
と思うかもしれません。
確かにマンガでも想像力はつきますが、文字だけという限られた情報からイメージしたほうが、より想像力は豊かになりますよね。
どれだけ論理的にものごとを考えられたとしても、相手するのは人間です。論理だけでははかることのできない感情をイメージすることは、いまあなたが想像している以上に大切なことです。
自分の想像力をかき立てる小説を読むことは、現実世界においても十分に役立ちます。
2.心のせまい人になる
小説を読むとき、人はその登場人物の身体や心の動きを自分のことのように想像しながら読み進めています。ドラマなどと同じです。
すると、
「なんでそんなことするんだよ!?」
と思うような行動を、登場人物がすることもあるはず。
登場人物のあいまいな行動や、不安定な心理を受け入れながら小説を読み進めることも必要でしょう。
小説が嫌いという方は、そのようなあいまいさに耐えられないのではないでしょうか。なんだこいつは!?なんでこんなことを!?意味がわからない!つまらん!…みたいな。
つまり、小説がキライで読まない人は、事実だけを書いた新書・学術書のような本しか受けつけない体質になっているのです。
他人の非合理的な感情が受け入れられない、心のせまーい人にならないためにも小説を読みたいですよね?
他人の葛藤をまるで自分のことのように考えることができるというのも、小説の魅力の一つ。そこがじれったくてつまらんというのは、ひじょーにもったいないです。
3.ストレスでカリカリしている人になる
読書はストレス解消に効果があるそうです。68%ものストレスが読書によって解消されたという研究結果もあります。
参考:Reading ‘can help reduce stress’
「本のストーリーを理解し、登場人物に共感すること」がストレス解消につながるそうです。それってまさに小説ですよね。新書や学術書で登場人物に共感はしないでしょう。基本いないし…。
実際、読書をよくする人にはおだやかな人が多い印象があります。余裕があるっぽい雰囲気といいますか。
ストレス社会と言われる現代日本には、小説が足りないんでしょう。おちついた生活を送るためにも、小説は欠かせないエッセンスなのですよ。
カリカリしている人を見かけたら、ぜひ小説をわたしてあげましょう。「なんだよこれ!?」と怒られてもぼくは責任とりませんが…。
まずは1冊、小説をいかがですか?
小説を読まない人は損するよ、というお話でした。
小説は新書や学術書のように知識がつくわけでもなく、またマンガのようにサクッと楽しめるものばかりでもありません。
しかし、ひとくくりに「小説は読まない!」としてしまうのはいかがなものかと。
時間のムダと言わずに、まずは1日のうちちょっとだけでいいので、小説のための時間をとってみてはいかがでしょうか。
Amazonのサービスである「Audible(オーディブル)」であれば、時間がない方でも本を聞くことができます。
ふつうの会員であれば、1ヶ月無料で試すことができます。プライム会員であれば、3ヶ月無料でお試しですね。
時間がなくてどうしても読めない、という方は試す価値があるかと。
また、逆に時間はあるけど本を買うお金が…というかたにはKindleUnlimitedをオススメします。
関連:Amazonの「Kindle Unlimited」で読書生活がまた加速する件
読みたい本が読み放題対象になっている必要がありますが、個人的には読み放題じゃないと読まないような本が読めるのが魅力だと感じています。小説も傑作が意外と読み放題対象なので、ありがたい。
小説を読むことによって、きっといいことがあるはずです。まずは、手軽なものから読んでみてはいかがでしょうか。