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こんにちは、現役フリーランスのくろぽん(@ktsuyoc)です。Webメディアの運営やWebデザインなど、幅広いお仕事をやらせてもらっています。
さて、この記事に訪れたあなたはこんなお悩みをお持ちではないかなと。
「フリーランスとしてやっていくつもりだけど、仕事がない。でも仕事の探し方もわからないし、どうしたらいいんだろう…」
ぼくはフリーランス業界に入って3年くらいたちますが、仕事ってできる人にむちゃくちゃ集まっています。
でも、できる人になれと言われてもわかりにくいですよね。実は、ちゃんと探せば望みの仕事が見つかる方法はあるのです。
そこでこの記事ではフリーランスが仕事を探す方法について、現役フリーランスとして活動しているぼくが解説します。
どんなフリーランスでも使えるテクニックをご紹介しますので、ぼくのようにウェブ系じゃない方もぜひご一読ください。
結論:月額プランのような、継続して収入が入る案件を増やすべし
結論を先にお伝えしてしまうと、フリーランスはコツコツと収入が入ってくる仕事を増やしていくべきです。例えば月額プランのように、定期的な収入が入ってくるものがよいかなと。
その理由は以下の通り。
- 単発で終わる仕事はコミュニケーションコストが1番かかる
- 新しく営業する必要がなく、利益につながる仕事だけに集中できる
- 収支計画が立てやすくなり、新しい取り組みにチャレンジしやすい
順番にお伝えします。
1. 単発で終わる仕事はコミュニケーションコストが1番かかる
単発で終わる仕事って、1番コミュニケーションが大変なところだけをわざわざやってるんですよね。仕事って最初に
- あいさつや自己紹介など
- 何の仕事か(仕事内容)
- どれくらいの単価か
みたいな、利益につながらない準備運動みたいなことをやる必要があります。要はコミュニケーションをちゃんと取って、クライアントとの関係を作っていく段階です。
確かにお客さんとよい関係を作ることは大切ですが、利益につながることかというと…という感じ。だってお金は発生していませんから。冷たいようですが、フリーランスはお金につながることをしないと食いっぱぐれます。
で、話を戻すと単発で終わってしまう仕事は最初の1番タイヘンなところだけをわざわざやっているわけですよ。ドMな人はいいかもしれませんが、普通の方であれば避けたほうが懸命です。
2. 新しく営業する必要がなく、利益につながる仕事だけに集中できる
継続の仕事を取ると、新しく営業をしなくても仕事があります。つまり継続して仕事があれば、営業という「利益に直結しないけどやる必要のある仕事」から開放されるのです。
利益につながることだけに集中できると、これまでより短い時間で同じだけの報酬をゲットできたり、はたまた報酬がアップしたり。まあ、利益にダイレクトでつながることだけをやると、そうなります。
3. 収支計画が立てやすくなり、新しい取り組みにチャレンジしやすい
継続でいくらか仕事が入っていると「3ヶ月後にはこれくらいお金があるな…」と計画を立てやすくなります。そして、精神的に安定します。
ゆえに、継続のお仕事は新たな取り組みにチャレンジしやすくなるのです。「この仕事があるから、最悪失敗しても食いっぱぐれない」と思えるようになります。
すると新しい取り組みが徐々に収益を生むようになり、また新しい取り組みができるようになり…とよいサイクルが生まれるのです。
ここまでフリーランスは継続案件を取るべきだと解説しました。次は「フリーランスってそもそもどうやって仕事を取るの?」ということを紹介します。
フリーランスが仕事を取るまでの主な流れ
フリーランスが仕事を取る流れは以下の通り。
- まずは仕事を取れる最低レベルまでスキルアップする
- クラウドソーシングなどで営業して、仕事をとる
- 実際に案件をやっていく
めちゃシンプルですよね。要は、困っている人に対して解決策を提供してお金をもらうのが仕事です。
次は「そんなこと言われてもどうやって仕事を取ればいいんだ…」と思っている方に、営業や実務でのポイントを解説します。
実際に仕事を取るさいのポイント【営業編】
営業で仕事を取っていくためのポイントは以下の通り。
- 「自分は何ができるのか」を見せるポートフォリオを作る
- できるだけ多くのクライアントと接して、比較してみる
- 「あなたにお願いしたい」と来た仕事は断らない
- ブログを営業マンとして育てるのも1つの手段
- 知人や会社員時代のクライアント以外にも営業する
順番に紹介します。
「自分は何ができるのか」を見せるポートフォリオを作る
クライアントがあなたに仕事をお願いするとき「この人はちゃんと仕事してくれるのだろうか…。飛んだりしないかな…」と不安でいっぱいです。なので、これまでの実績があれば、仕事のポートフォリオを用意しましょう。ちゃんとした仕事をする証明になります。
クライアントはエスパーではありません。そして、めんどくさがり屋さんです。あなたがどんな仕事をいくらでできるのか、ポートフォリオを用意してあげると、仕事をお願いするハードルがグッと下がります。
仕事をお願いするハードルが下がると、当然ながら気軽に仕事をお願いしてもらいやすくなります。要するにお互いスムーズにやり取りして「こんなはずじゃなかった!」をなくすためにも、実績はまとめておきましょうという話です。
できるだけ多くのクライアントと接して、比較してみる
クライアントと一言で言えど、いろんな人がいます。優しいクライアント、厳しいクライアント、お金を持っているクライアント、そうでないクライアントなどなど…。
いろんなクライアントと接してみると「このクライアントはこんな人なんだなー」というのがよくも悪くもわかります。
逆に1社のクライアントだけだと、仕事に対するイメージがその1社で固まってしまいます。
もしかしたらもっと面白い仕事を持っているクライアントが近くにいるかもしれませんし、はたまた稼げる仕事を持っているクライアントが仲間になりたそうにこちらを見ているかもしれません。
なので、最初はいろんなクライアントと接してみてください。中には「フリーランス=仕事をしてくれるロボット」と思っている(ように見える)人たちもいますので、彼らには注意しつつ長きにわたってパートナーとして付き合えるようなお客さんを見つけましょう。
「あなたにお願いしたい」と来た仕事は断らない
来た仕事は断らないのが1番ですが、中には明らかに断ったほうが賢明な仕事もあります。とはいえ「あなたにお願いしたいんです」といってやってきたクライアントの仕事は引き受ける意識が大切です。
今ならSNSやブログなどから突然お仕事の依頼が舞い込むこともあります。「アヤシイ…」と疑うことは大切ですが、メッセージを見て熱心さを感じた場合はまずは軽い仕事から受けてみるのがおすすめ。
当然ながら、契約書はちゃんと切りましょう。契約書について詳しくは後述します。
ブログを営業マンとして育てるのも1つの手段
ブログを「24時間働く営業マン」として育てるのも、1つの営業手法です。趣味で書くブログを否定するわけではありませんが、仕事のことについてしっかり発信していると、依頼が舞い込んでくることも。
せっかくいい仕事をしているのですから、発信しないともったいないです。発信して損することはないので、ガンガン出していきましょう。あ、当たり前ですがお客さんの機密情報とか出してはいけない情報は書いちゃダメです。
知人や会社員時代のクライアント以外にも営業する
フリーランスの大半は会社員としての経験を積んでから独立するかと思います。(ぼくは新卒でフリーランスになりましたが…)
で、会社員から独立する人って、前職のつながりで仕事をしたりするんだとか。ぼくの知り合いでも何人かそういう方を知っています。うらやましい!こっちは!前職など!ない!
…さて、前職から仕事を取るのは羨ましい限りなのですが、他のクライアントにも営業したほうがよいです。理由は簡単で、リスクをできるだけ減らすため。例えば、前職の会社が倒産して吹き飛んだら?会社と一緒に吹き飛ぶなんて、ごめんですよね。
そこまでじゃないにしても「新しく社員を雇ったんだよね〜。だから次月からお願いできないんだ〜」ということが起こらないわけではないはずです。
フリーランス最初のとっかかりとして前職から仕事をもらうのはアリかもしれませんが、何かに依存している状態は健全ではありません。前職からの仕事をもらいつつ、他の収入源を探っていく必要があります。
営業が苦手ならフリーランスエージェントがおすすめ
ここまでフリーランスの営業について紹介しましたが「そうはいっても営業は苦手なんだよなー」と思っている方も少なくないかと。そこでおすすめしたいのがフリーランス専用のエージェント(営業代行)です。
フリーランスエージェントとは要するに、あなたの代わりに仕事を取ってきてくれる人たちです。メリットは以下の通り。
- 高単価で継続して依頼してもらえる案件が多いので、安定する
- いつでも相談できるので、フリーランスの不安を解消できる
- 営業を代わりにやってもらえるので、仕事に専念できる
つまり、フリーランスエージェントを使えばあなたは営業で疲れ果てることなく、利益につながる仕事に集中できます。おすすめのフリーランスエージェントは以下3つです。
- レバテックフリーランス:業界最大級の案件数。登録者は10万人超え【エンジニア/デザイナー向け】
- midworks:賠償責任保険、健康診断など正社員並みの保証【エンジニア向け】
- Pe-BANK:創業から25年以上のキャリアが安心感を実現【エンジニア向け】
スキルを登録すれば、あなたがおおよそどれくらい稼げるのかが金額でわかります。登録は無料なので、気になる方は試してみてください。
かけだしフリーランスはクラウドソーシングでまずは稼ぐべし
「まだ実績もなくてこれからフリーランスとしてやっていかなきゃいけない…」という方は、まずクラウドソーシングから始めていきましょう。
おすすめのクラウドソーシングは以下の通り。
- CrowdWorks(クラウドワークス):ぼくがフリーランスの最初に使ったサービス。案件が多く、使いやすい
- Lancers(ランサーズ):やや高単価の案件が多めの印象。フリーランスをサポートするサービスが多くて安心
それぞれ出ている案件が違うので、両方登録して自分に合った仕事を探すことをおすすめします。フリーランスかけだしのころは、とにかく取れる仕事を取っていくハングリー精神が大切です。
直近でお金が必要な場合は、会社員などの仕事も視野に入れる
なんらかの理由で会社をやめてしまい、しょうがなくフリーランスになった方もいると思います。直近でお金が必要で仕事を探している場合、会社員など他の仕事を視野に入れて考えましょう。別にフリーランスで稼ぐことだけが正義ではありません。
- 相談してもらいつつ自分に合った職場に就職するなら「マイナビエージェント」
- リゾートで泊まってしっかり稼ぐなら「はたらくどっとこむ」
- 都会の対応エリアに住んでいるなら「Uber Eats(ウーバーイーツ)」
など、会社員とフリーランス以外にもお金を稼ぐ方法はたくさんあります。お金がないと人間って余裕がなくなって判断力が落ちますからね。
だとしたら、まずは生きていけるレベルのお金を確保してからフリーランスにチャレンジしても遅くないですし、そのほうが失敗する確率は低くなるかなと。
「直近1年くらいは無収入でもOK!と言えるほど貯金がない…」という場合、上記でご紹介した内容を試してお金を稼ぐことからはじめてみてください。
次は、フリーランスとして実務を進めていく具体的な方法を紹介します。
実際に仕事を取るさいのポイント【実務編】
ここからは実際に仕事をしていくうえでのポイントについて、
- 仕事は準備が9割。ヒアリングや要件定義をしっかり固める
- 契約書に強くなると、ナメられない(おすすめはクラウドサイン)
- くり返しの作業はどんどん自動化して仕事量を増やす
の順に紹介します。
仕事は準備が9割。ヒアリングや要件定義をしっかり固める
仕事は始まる前に勝負が決まっています。出たとこ勝負の仕事などありません。例えばお客さんにプレゼンをするときに、何を話すかその場で考える人はいませんよね?(いたとしても、超天才か超アホかのどちらかです)
フリーランスの仕事についても同じです。仕事を受けるまでのヒアリングや要件定義によって、その仕事の難易度は大きく変わります。
- 仕事の目的は何か
- 自分が担当する仕事は誰から来て、誰に引き継ぐのか
- 仕事の範囲はどこで、どれくらいの単価なのか
など、仕事を始めるまえに最低でもその仕事の全体像やかかる時間はつかんでおきたいところです。
契約書に強くなると、ナメられない(おすすめはクラウドサイン)
こちらにとって不利な契約書を結ばせようとしてくるクライアントもいないわけではありません。ぼくが聞いた話だと「クライアントが納得しなかったら、こちらがいくらでも修正する」という契約を結ばせようとしてきたとか。
話だけ聞くと「そんな契約むすぶわけないじゃん!」と思うかもしれませんが、あなたはふだんの生活で契約書をちゃんと読んでいますか?例えばスマホの契約書とか。販売員の人に言われるがまま名前や住所を書いて、印鑑を押してませんでしたか?
これを仕事でしてしまうと、知らぬ間に不利な契約書を結ばされることも。契約書は「はい、お願いします」と承諾した時点で同意したことになります。実は印鑑の有無は関係ありません。
契約書を見たときに「ここの内容はこんなふうに修正してください」と言えるようになっておくと、ちゃんとした人だとみなされやすいです。契約後の実務でもきちんと対応してもらえるので、結果として仕事が楽になりますよ。
おすすめはクラウドサインです。ネット上で契約が結べるため、面倒な書類のやり取りがありません。
くり返しの作業はどんどん自動化して仕事量を増やす
フリーランスだけでなく、仕事をするときに共通することですが、繰り返しの作業は全て自動化する意識を持ちましょう。ぼくたちの人生は残念ながら終わりが決まっています。だとしたら、くり返しの作業なんぞに使っている時間は1秒たりともないのです。
というわけで、できそうなことからガンガン自動化していきましょう。おすすめツールを軽く紹介します。
簡単で今すぐ使えるツールはまとめてnoteに書いたので、ぼくの使っているツールが気になる方はどうぞ。
次は、フリーランスが仕事を探すときにやってはいけない、NG行動をまとめていきます。
フリーランスが仕事を探すときに気をつけること
フリーランスが仕事を探すときに気をつけることは以下の通りです。
- 仕事探しに時間を使いすぎない。営業をしている時間は利益ゼロ
- 仕事を必要以上に選ばない。仕事を選べるのは天才だけ
- 飛び込み営業など、「気合と根性」はコスパが悪くきつい
順番に解説していきます。
仕事探しに時間を使いすぎない。営業をしている時間は利益ゼロ
仕事を探している時間は、当たり前ですが報酬ゼロです。報酬は成果に対して支払われるのがフリーランスの仕事なので、営業など仕事をしていない時間は限りなく少なくすべきなんですよね。
ここまでいろんな方法や考え方を紹介しましたが、あくまでこれらは営業に役立つ知識ってだけです。知ったからといって実践しなければ意味がありませんし、実践して営業したからといって仕事をこなしていかないことには報酬は入りません。
確かに仕事を取るための努力はフリーランスにとって欠かせないポイントです。しかし、仕事をしないことには報酬が入らないので「納品して報酬をもらうまでが仕事だ」と意識しましょう。
仕事を必要以上に選ばない。仕事を選べるのは天才だけ
仕事は選びすぎないほうがよいです。我々は普通の人なので、できそうな仕事を着実にやっていくのが結局は近道なんですよね。
基本的に「この仕事は気に入らないからしたくない!」という理由で断れるのは、超ごく一部の天才だけです。大切なのはあなたが仕事を気に入るかどうかではなく、クライアントがあなたの仕事を気に入るかどうか。
徐々に自分の時給を上げていく意識は大切ですが、はじめのうちはいろんなクライアントに接する意味でも仕事を選びすぎずにやっていきましょう。
飛び込み営業など、「気合と根性」はコスパが悪くきつい
仕事を取るとなると「このビルを上から下まで飛び込み営業じゃー!」と気合でやろうとする方がいます。気合があるのはよいことですが、それは営業じゃなくて実務で使ったほうがいいかなと。
だって、ノドが乾いていない人にいくら水を売りつけようとしても売れにくいじゃないですか。それならノドが乾いている人が多そうな、例えば砂漠とかにまず行っちゃったほうがいいんじゃないかなー、と思うわけです。
1日は24時間しかありません。時間は有限です。気合や根性はあったほうがいいですが、それら主導で仕事を進めてしまうことはおすすめしません。
要するに、楽できることは楽したほうがいいんですよ。無駄にしんどくなる必要はありませんし、どうせしんどいことやるなら今後に活きるところで頑張ったほうがいいですよね。
仕事を継続してもらうために気をつけたいこと
ここからは仕事を継続していただくために気をつけたいことについて、
- 何よりも成果を出す。たまにはアピールしてもOK
- メッセージ返信のスピードを上げて、話しやすさを意識する
- ごぶさたなクライアントにはたまに連絡する
の順で紹介します。
何よりも成果を出す。たまにはアピールしてもOK
フリーランスに仕事をお願いする人は、何かしらの成果を期待しています。我々フリーランスは成果に対してお金をいただいているのであって、イスに座ってパソコンを開いていればお金をもらえるわけではありません。
じゃあ、継続して仕事をもらうためには何よりも成果を出すべきでは?という話です。成果を出すための努力だけをしましょう。
「成果出してるのに、なんだか報酬がふるわない…」というときはクライアントにアピールしちゃってもOKです。必ずしもクライアントが厳密に効果をはかっているわけじゃないので、「これくらいの成果が出てますから、報酬はこれくらい欲しいかなと思ってるんですが…」と交渉しましょう。
単価アップの詳しい方法については後述します。
メッセージ返信のスピードを上げて、話しやすさを意識する
メッセージ返信のスピードを上げましょう。秒速で返信する必要はありませんが、最低でもクライアントの返信スピードよりは早いほうが望ましいです。
クライアントは基本的に「せっかちだけどのんびり屋さん」なので、自分は返信が遅かったとしてもフリーランスからの返信は早く欲しいんですよ。ワガママだなと思うかもしれませんが、お客さんと働くってことはお客さんのワガママを聞くことでもあります。
これも「●時に返信する」と時間を決めて、スピード感が求められるクライアントは返信の頻度を増やすなど仕組み化が欠かせません。
個人的には返信スピードをあげるだけでクライアントが満足するならいいじゃん、と思っています。
ごぶさたなクライアントにはたまに連絡する
例えば単発で仕事が終わってしまったクライアントなど、一度関係をもったお客さんには3ヶ月に1回くらい連絡しましょう。
「元気ですか?」的なメッセージだけでもよいですが、どうせなら「何かお困りごとはありませんか?」と軽く営業してみましょう。
人間は基本的に自分が1番かわいいものです。つまり、一度仕事をしたくらいではあなたのことを覚えてなどいません(という意識です。覚えてくださるお客さんもいます)。
連絡してみると「あ!頼みたい仕事があったんですよ〜!」と言われることも少なくないので、すでにお仕事をしたクライアントがいるかたはお試しください。
ここまで仕事を継続して取るための方法について紹介しました。次はフリーランスが単価アップするための方法について解説します。
フリーランスが単価を上げるための方法
フリーランスが単価をあげるためには、
- この仕事はなぜこの値段なのかをはっきりさせる
- 単価を上げる具体的な理由を、クライアント目線でつくる
- そもそも作業内容に対して割りに合っていない場合、そのことを伝える
という3つの方法があります。
この仕事はなぜこの値段なのかをはっきりさせる
まずは今している仕事がなぜこの値段なのか、数字ではっきりと計算しましょう。
例えばサイト制作の場合、こんな感じ。数字や項目は適当です。
- 企画費:10000円
- wp導入費:30000円
- wpテーマカスタマイズ費:20000円
- PV計測設定費:5000円
- 問い合わせフォーム設定費:5000円
- コンテンツ流し込み費:3000円×5ページ=15000円
【合計:90000円】
で、これを元にして単価アップを考えていきます。要はベースとなる値段をまずはっきり数値化しましょうという話です。
実は、見積りの段階で工数あたりの単価はしっかり計算しておくべきなので、できている方は見積りを再度チェックしてみましょう。
単価を上げる具体的な理由を、クライアント目線でつくる
単価をあげる具体的な理由は、クライアント目線で作りましょう。クライアント目線とは「お客さんはこれくらい得するので、私にはこれくらい払ってくれると嬉しいです」とお願いすることです。
逆に「生活が厳しいので単価をこれくらい上げてください」と言われても、クライアントからしたら「それは知らんがな…」って感じじゃないですか。
例えば、ラーメン屋さんが自分の生活費がきつくて値上げしたら、怒りますよね。原材料の質がアップしたから値上げするなど、「こっちも得するならしょうがないね」と納得できる理由が必要です。
ゆえに、フリーランスはいかにクライアントに得してもらい、自分も得するかを考え続けないといけません。どちらも得するなら、普通のクライアントであれば単価をアップしてくれるはずです。
そもそも作業内容に対して割りに合っていない場合、そのことを伝える
そもそも作業内容に対して割りに合っていない場合、そのことを伝えましょう。時給計算してみるとわかりやすいです。てか、時給計算したことあります?
しっかり時間をはかってみると「あれ、これってもしかして…時給200円!?!?!?」となることも(時給200円はさすがに計算しなくても損してると気づくと思いますが…)。
バイトですら時給1000円くらいはもらえるのですから、そこをまずは基準にして交渉してみてもよいかもです。
仕事がないのには必ず理由がある。原因を突き止めて、稼げるフリーランスに!
ここまで、フリーランスが仕事を取る方法について紹介しました。
おさらいすると、フリーランスは月額プランのような、継続して収入が入る案件を増やすべきです。理由は以下の通り。
- 単発で終わる仕事はコミュニケーションコストが1番かかる
- 新しく営業する必要がなく、利益につながる仕事だけに集中できる
- 収支計画が立てやすくなり、新しい取り組みにチャレンジしやすい
仕事を継続していただくために気をつけたいことは
- 何よりも成果を出す。たまにはアピールしてもOK
- メッセージ返信のスピードを上げて、話しやすさを意識する
- ごぶさたなクライアントにはたまに連絡する
の3つでしたね。
そして、フリーランスが仕事を探すときに気をつける点は以下の通りです。
- 仕事探しに時間を使いすぎない。営業をしている時間は利益ゼロ
- 仕事を必要以上に選ばない。仕事を選べるのは天才だけ
- 飛び込み営業など、「気合と根性」はコスパが悪くきつい
ここまでお読みの方はきっと「あ、これ自分やってなかったな」「これはやっちまっていた…」というポイントがいくつかあるはずです。つまるところ、フリーランスとして仕事が取れないのには必ず何かしらの理由があるんですよ。
でも、理由があるということは対策できるということ。正しく対策すれば、フリーランスの仕事を取ることは可能です。
まずはご紹介したフリーランスエージェントに登録してみて、どんな仕事があるか探すことからはじめてみることをおすすめします。
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