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「就活つらいし、やりたくないけど…しなきゃ。」
と思っている方。
説明会へ行って、会社の説明をひたすら聞いて、面接ではこってりしぼられる。就職活動、つらいですよね。お金を払ってわざわざ電車やバスでセミナーに行って、それでいて結果が出るのかどうかはわかりません。とはいえ、やらないと結果は出ない…。
就活にプレッシャーや不安はつきもの。はじめてのことばかりでよくわからないまま流されて、いつのまにか今後の人生が決まってしまうのが就活です。
「このままでいいの?」と、つらくなることもあります。
今回は、そんなときに手に取りたい本を10冊まとめてみました。就活に対してのプレッシャー・不安とうまくつきあうことができるヒントがつまった本だけを厳選して選んだので、ぜひチェックしてみてくださいね。
1.『人生に主導権を取り戻す90分の授業』高橋ひでつう
京都精華大学の講師をつとめる「ひでつう先生」が、人生に主導権を取り戻す方法について親身な語り口調で書きつづった本。
Twitterで募集した、学生や社会人のナマの悩みについてひでつう先生がひとつひとつ丁寧に回答していきます。Q&A形式なので、読みたいところだけ読むだけもOKです。
本当は就活したくないけど、しょうがないからしている方もいるかと思います。なにかと他人に主導権を許しがちな世の中。ひでつう先生の新たな視点が、そんな世の中で生きるぼくたちに気づきを与えてくれますよ。
2.『就活・転職でもやもやしたら読む本』はあちゅう
就職や転職について
「本当にこれでいいのかな…」
と、もやもやした時に読みたい本です。
会社に就職することだけが人生の選択肢だと思ってしまいがちな世の中。ですが、「行きあたりばったりでもいいんだ」と肩の力をぬいてこれからの人生や仕事について考えることができます。
後半のはあちゅうさんと霜田さんの対談では、就活の体験談などが惜しげもなく語られています。いまや有名ブロガーとなったはあちゅうさんがどのような考えで就活を行っていたのか必見です。
ガッツリ参考にするというよりは、「あっ、そんなのもアリなんだ」と思わせてくれるような一冊です。
3.『仕事は楽しいかね?』デイル ドーテン
主人公のサラリーマンがひょんなことでおじいさんと出会い、そのおじいさんとの話で主人公のなかにある成功哲学がことごとく間違っていたことに気づきます。そして、主人公は悩みながらも、おじいさんのさまざまな言葉を自分のものにしようとします。
ストーリー仕立ての本ですんなり読めるのに、心にしっかり刺さる。そんな一冊です。
どんな結果になっても学びはあるから、失敗はない。就活でいい結果が得られてなくとも焦る必要はない。考えて、試行を繰り返すことが大切だと思わせてくれます。
不安でおじけづきそうになることもある就活ですが、この本はそんなときに私たちを一歩前へ進めてくれます。
4.『ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法』pha
なんで就活をしているんだろう、そう思った時に就活というものはある種の同調圧力なんじゃないかと気づかせてくれる一冊。
「ニート」という存在は、言ってしまえば社会不適合者です。仕事をしていないやつは社会にいる価値がないと言う人もいるかもしれません。しかしながら、うつ病患者が100万人以上いて、年間で約3万人が自殺している社会に適合する必要性がそもそもあるのでしょうか。
著者は
「別に生きにくい場所で生きる必要はない。自分がいたい場所で生きるんだ。」
ということをぼくたちに教えてくれます。
就活をしていると頭の中が就活だけになってしまいがちですが、そんなガチガチの考え方がはらりとほどける音がするような一冊です。
5.『自分の中に毒を持て』岡本太郎
代表作「太陽の塔」や「芸術は爆発だ!」という発言で有名な岡本太郎さん。
世間の一般的な考え方に対して、独特な言い回しで真正面からぶつかっていくようなその文章には、勇ましさすら感じます。世の中の慣習や風潮にとらわれてしまい、自分にとって唯一無二の人生を見失いがちです。太郎はそんな私たちへ、本当に大切なことはなんなのかを教えてくれます。
就活は「就職」がゴールだと思ってしまいますが、「今、この瞬間に全力で生きろ」という本書の力強いメッセージには思わずはっとさせられましたね。
学歴にしろ、仕事にしろ、人生は積み重ねだと思いがちですが、しかしそれでは自在に生きることはできない。就活すら超越して「生きるとはどういうことかを考えろ」という岡本太郎氏のメッセージがぎゅっとつまった一冊です。
6.『スクラップ・アンド・ビルド』羽田圭介
ピース又吉さんの『火花』と同時に芥川賞を受賞し、その特徴的なキャラクターと的を得た発言でバラエティ番組にひっぱりだこだった羽田圭介さんの著書。
「早う死にたか」
と、なにかにつけてネガティブな祖父と、求職中に祖父の面倒を見ることになった孫。祖父の「早う死にたか」を叶えるために、孫は祖父を過剰なまでに優しく介護します。
対して孫自身は、自分の身体とアタマを立て直すためにトレーニングをくり返し、現代社会という地獄を生き抜く力を身につけました。たとえ失敗したとしても、また立てなおしたらいい。スクラップになったとしても、またビルドしたらいい。
「就活がうまくいかない」「就職したい企業が自分にあっているのかわからない」「未来に希望がもてない」
と思ったときにこそ読みたい一冊です。
7.『ザ・シークレット』ロンダ・バーン
自分のほしいものを手に入れるためにはどうしたらよいのかという「秘密」について書いた本。自分を信じることがどれだけ大切なのか、力のある言葉で作者はぼくたちに語りかけてきます。
少しスピリチュアルな部分もありますが、根本的に大切なことはシンプルで誰にでもできること。なので、どなたにでもオススメです。
そもそも理想の就職とはなんなのか。小手先の就活テクニックではなく、もっと本質的な部分でのアドバイスが書かれています。就活に限らず、一生のうち一度は読んでおきたい一冊です。
8.『ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣』本田健
大学生の著者はひょんなことからユダヤ人大富豪に出会います。彼からさまざまな課題をもらって「幸せになるにはどうしたらよいのか」について著者自身が学んでいくストーリーを軽快なタッチで描いた本です。
「大富豪になるには」という非現実的なハウツー本ではなく、少しでも人生を前向きに生きるためのヒントがいたるところにちりばめられています。
就活では他人の評価をどうしても気にしてしまいがちです。しかしそれは他人の人生を生きていることと同じではないでしょうか。「本当に自分の人生を生きるためにはどうしたらよいのか」という問いについて、ぼくたちに含みのある言葉で語りかける一冊。
9.『我が闘争』堀江貴文
東京大学を中退。その後ITバブルの長者となり、ライブドア事件で服役、そして出所。まるでジェットコースターのような人生を送ってきた、ホリエモンこと堀江貴文さんの自叙伝です。
目の前にある納得できない事実へ、建前ではなく本音で戦いを挑み続ける。そんな堀江氏の「我が闘争」が描かれています。
ついつい自分を大きく見せようとしてしまったり、面接官に対して意見を合わせたりしがちな就職活動。「闘うのだ」という堀江氏のメッセージが、彼の生き様から伝わってくるような一冊です。パワーがモリモリわいてきますよ。
10.『我が逃走』家入一真
ITバブルで数十億円という大金を手にしながら、それを2年間で使い切り、新たにはじめたカフェ事業はうまくいかず。お金に人にとふり回され、どん底といえる状況で戦わずに逃げる。逃げて、逃げて、逃げる。
そして、だんだんと自分の居場所を見つけながら前を向いてゆく家入一真さんの軌跡が描かれています。
また、秘書の内山さんの家入さんへの面倒見のよさにも注目です。一人のために全力をつくす彼女の姿勢には見習うべきものがあります。
「どうにもならない状況でも、逃げていいのだ。そして、またちょっとずつ頑張ればいいのだ。」
と就活への悩みがスッと楽になるような一冊です。
就活でつらくなったら、本を手に取ろう
就活をしているとつらいことはたくさんあります。
だからといって一人で悩む必要は全くありません。
今回紹介した本は就活で悩んだときにきっと味方になってくれるはずです。気になる一冊があれば、ぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。
大変な就活をはやく終わらせたい!という方は「就活がつらいキミへ。楽に就活を終えるためのサービス厳選まとめ」をご一読ください!