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Webデザイナーが年収アップする方法【給料事情、おすすめサービスあり】

こんにちは、フリーランスでWebデザイナーをしているくろぽん(@ktsuyoc)です。

「Webデザイナーをしているけど、年収が安い…。でも、具体的に何をしたらよいのかわからない!」

と思っている方に向けて、この記事では

  • Webデザイナーの平均年収、労働環境
  • 結論:Webデザイナーの年収アップ方法は3ステップ
  • 年収アップが無理なら「転職orフリーで独立」

の順に、Webデザイナーが年収アップする方法について解説します。

年収アップというとハードルが高そうに感じるかもしれませんが、おさえるべきポイントは意外と多くありません。

まずはこの記事で、Webデザイナーとして年収を上げる方法について概要をつかみましょう!

年収アップなら「転職orフリーランス」
Webデザイナーとして年収アップしたいなら、シンプルな解決案は「転職orフリーランス」のどちらかです。それぞれおすすめは、以下の通り。

今いる場所でがんばるよりも、現状を変えるのが手っ取り早いのは事実です。

あなたの味方は必ずいます。まずは気軽に相談してみてください。もっと詳しく知りたい方は『年収アップしたいなら「転職orフリーで独立」』をどうぞ。

Webデザイナーの平均年収、労働環境【正直、安いです】

まずは、Webデザイナーの平均年収や労働環境について軽く紹介します。平均と比べて自分は今どの位置にいるか知っておくのが、年収アップの第一歩です。

ここでは平均年収.jpを参考にしています。

正社員:年収393万円から。継続して働けることが多い

正社員Webデザイナーの平均年収は、393万円から。会社によって以下のように異なります。

  • Web制作会社:380万円~
  • デザイン会社:350万円~
  • 広告代理店:450万円~

引用:平均年収.jp

メリットは解雇されたり退職したりしない限り、継続して働きやすいことです。しかも、健康保険などの福利厚生もあります。(フリーランスと比べると雑務が少ないメリットも)

派遣社員:年収440万円から。業務の範囲がはっきりしてるが、時には解雇も

派遣社員のWebデザイナーは年収440万円ほどが平均です。正社員と比べて高い年収ですが、一定期間ごとの契約なのがデメリット。それが更新されないとそのまま解雇されることもあります。

複数社と契約して働く、フリーランスと並行しながら働くなど柔軟に動けるので、制度をうまく活用すれば稼げる働き方です。

フリーランス:年収250万円から。工夫すればかなり年収アップも

フリーランスのWebデザイナーは250万円ほどの平均年収です。が、やり方次第で年収1000万円を目指すことも夢じゃありません。後で詳しく解説します。

とはいえ、仕事をしすぎるセルフブラックにおちいることもしばしばで、徹夜続きのフリーランスも少なくありません。

ぼくもフリーランスですが、自分で考えて作戦を立てたい人にとっては楽しい働き方かなと。

海外なら最低でも400万円、ウェブの他職種なら500万円ほど

ちなみに、海外のWebデザイナーは最低でも平均年収400万円です。国によっては年収800万円を超えるところもあります。

ウェブ業界の他職種は以下の通りです。

  1. ウェブプログラマー:490万円
  2. ウェブマーケター:500万円前後
  3. ウェブディレクター:470万円

引用:平均年収.jp
引用:ぶっちゃけWEBマーケターの年収ってどのくらい?

ざっくりWebデザイナーよりも150万円ほど高めなことがわかります。

とはいえ、Webデザイナーが稼げないかというと、そんなことはありません。次はWebデザイナーの年収アップ方法について解説していきます。

結論:Webデザイナーの年収アップ方法は3ステップ

Webデザイナーの年収アップ方法は3ステップ。それは、

  1. 自分の仕事について、まずは全体の流れを理解する
  2. Webデザインから近い分野を学んでいき、自分のできることを広げる
  3. 「いないと困る人」になって、年収アップを交渉する

です。順番に見ていきます。

1. 自分の仕事について、まずは全体の流れを理解する

まずは、あなたが今している仕事について、全体の流れをつかみましょう。この記事を読んでいる方はおおよそWebデザイナーかと思いますが、ウェブサイトって作ってハイ終わり…じゃないんですよね。

例えば、会社のウェブサイトを作りたいときには、以下のような流れがあります。

STEP.1
サイトの概要を考える
  • 誰に向けたサイトなのか
  • ターゲットにどんな行動をさせるサイトか
  • 行動をうながすにはどんなことをサイトに入れるべきか

などを考えます。

STEP.2
考えた概要をデザインに落とし込む
  • 見やすくてターゲットが迷わないデザイン
  • ターゲットに行動してもらいやすいデザイン
  • 自社の目的を果たすデザイン

などを考えつつ、サイトデザインを作ります。

STEP.3
デザインをコーディングする
作ったデザインをもとにコードを書き、サイトとして形にします。
STEP.4
サイトを運用する
完成したあとも記事などのコンテンツを入れて、サイトを最新の状態に保ちます。
STEP.5
サイトを分析、改善する
  • いまどれくらい成果が上がっているかを計測、分析する
  • もっと成果を上げるサイトになるよう改修する
  • トレンドをおさえたデザインにリニューアルする

など、よりよいサイトになるために改善します。

で、一般的なWebデザイナーがするのはこの中でSTEP2とSTEP3の2つだけなんですよ。

「サイトはいきなりアイデアが固まっているわけじゃないし、作って終わりなわけでもない」ということをまずは頭に置いておきます。

2. Webデザインから近い分野を学んでいき、自分のできることを広げる

Webデザインが関わっている仕事の流れを大まかにつかんだところで、次はスキルアップしてできることを広げます。

例えば、上記のステップで言うならばWebデザイナーは

  • STEP.1 サイトの概要を考える
  • STEP.3 デザインをコーディングする

の2つをまず習得すべきです。そして、サイトの運用や改善にも手を出していくのがベストですね。

Webデザイナーに必要なスキルは「Webデザイナーに必要なスキルとは。未経験から転職やフリーランスへのルートも解説」にて詳しく解説しています。

3. 「いないと困る人」になって、年収アップを交渉する

最終ゴールは「いないと困る人」になることです。これにより年収アップの交渉をしやすくなります。

基本的に「いないと困る人になる→年収アップの交渉」の流れは会社員でもフリーランスでも同じです。なぜなら、いなくなったら困る人には高いお金を払ってでもいてほしいから。

例えば、電気代の基本料金が上がったとしても、電気がないと生活できないので料金を払ってしまうようなものです。必要なものは少し高くても買いたいんですよ。

というわけで、自分がいなくなったら相手が困るレベルまでスキルアップすることを目標にしつつ、日々のトレーニングをしていきましょう。

補足:Webデザイナーで年収1000万は可能?

「Webデザイナーで年収1000万円を目指したいな…」と考えている方もいるかもしれませんが、基本的にWebデザインだけで高収入を望むのは難しいかなと。

Webデザインのスキルだけで年収1000万円を目指すなら、アート的な才能が必要です。要は「この人じゃないと表現できない世界観がある!」と思わせるようなデザインじゃないと、高単価で稼ぐのは厳しいわけであります。

最短で年収1000万円を狙うなら、できることを増やしてウェブディレクターなど上流の工程へ行くか、フリーランスとして独立するかです。

年収アップしたいなら「転職orフリーで独立」

年収アップを目指すなら「転職orフリーで独立」がベタな手段です。

会社員の方であればいま働いている会社で年収アップする方法もありますが、その際も転職を考えつつ、もっと言えば転職先と今の職場を比較して考えるくらいはすべきかなと。

というわけでここからは、

  • Web業界に強いおすすめ転職エージェント
  • 年収アップしやすい高単価フリーランスエージェント

の2つを紹介します。

Web業界に強いおすすめ転職エージェント

Web業界に強い転職エージェントなら「Geekly(ギークリー)」がおすすめです。

  • 転職エージェントランキング「リクナビNEXTエージェントNetwork」で案件/対応の満足度No.1
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という特徴があり、30〜40代向けの求人も少なくありません。

まだ転職するかどうか決めていなくても無料で相談に乗ってもらえるので、これから年収アップを目指して転職活動をしていくなら登録したいサービスです。

大手よりも丁寧で面倒見のよいサポート体制はギークリーならではです。まずは気軽に相談してみてください。

年収アップしやすい高単価フリーランスエージェント

年収アップしやすい高単価フリーランスエージェントとして、おすすめは「レバテックフリーランス」です。

  • 業界トップクラスの案件数&高単価
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  • ホテルやジム、映画館の優待チケットなど、福利厚生あり

という特徴で、エンジニア案件が多いものの、HTML/CSS、JavaScriptなどフロントエンドの仕事もあります。50万円/月くらいの案件が多く、案件によっては90万超えも…!

登録は無料なので、まずは自分に合う案件をチェックしてみてください。

自分の価値を上げて手放したくない人になれば、年収アップは近い

ここまでWebデザイナーとして年収アップする方法について解説しました。

正直、Webデザイナーの年収は他の業界やWebの他職種と比べても高くありません。これは事実です。

とはいえ、手放したくない人になれば年収アップも夢じゃありません。これも事実。そして年収アップの具体的な方法として、

  1. 自分の仕事について、まずは全体の流れを理解する
  2. Webデザインから近い分野を学んでいき、自分のできることを広げる
  3. 「いないと困る人」になって、年収アップを交渉する

の3つを紹介しました。

さらに、年収アップを目指して「転職orフリーで独立」するためのサービスとして、

の2つを紹介しました。

厳しいことかもしれませんが、年収を上げたいなら現状を変えてスキルアップや自分の価値を上げなければならないのは事実です。

まずはあなたがいましている仕事について、全体の流れを考えてみることからはじめてみてください。