記事内に広告を含む場合があります。
「ThinkPadを買うかどうか迷ってるけど、Lenovoのサポートってどうなんだろう…。そこまでパソコンに詳しいわけじゃないし、できれば丁寧にサポートしてくれるパソコンを買いたい」
と思っている方。
パソコンはちゃんとしたものを買おうとすると10〜15万円くらいかかる、大きな買い物です。最低でも3年くらいは使いたいですし、そう考えると困ったときのサポートが充実しているかどうかはかなり大切ですよね。
そこでこの記事では、ThinkPadのサポートに関する評判を
- 結論:ThinkPadの技術的なサポートは「最初の1ヶ月だけで、それ以降は有償」だが、基本的に問題なし
- ThinkPadの購入時に追加できる保守サービスを徹底解説
- パソコンをはじめて触るレベルの方なら、保証期間内の技術サポートが無償のIdeaPadがおすすめ
- ThinkPadのサポートや保証に関する評判・口コミ
の順に紹介します。
パソコンの保証って決まりが細かくて難しそうに感じるかもしれませんが、おさえるべきポイントは多くありません。
この記事でThinkPadのサポートについて、ざっくり概要をおさえましょう。
結論:ThinkPadの技術的なサポートは「最初の1ヶ月だけで、それ以降は有償」だが、基本的に問題なし
ThinkPadの技術サポートは「最初の1ヶ月だけで、それ以降は有償」です。公式サイトを見てみると、以下のように書かれています。
▽ Think製品*をご利用のお客様 (* ThinkPad、 ThinkCentre、 ThinkStation およびThink製品のオプション製品)
無償技術支援期間は機器購入日1ヶ月以内です。
1ヶ月経過すると下記の有償サービスをご用意しています。● テクニカルサポートプラス
30日間の無償技術支援期間を延長するサービスです。
御購入いただくと期間中何度でも本サービスを受けられます。
テクニカルサポートプラスの購入は、本体保証期間中のみ可能です。
テクニカルサポートプラス購入ご希望の方は、弊社担当営業もしくは販売店にご連絡ください。
テクニカルサポートプラスサービス対象機種は、ThinkPad/ThinkCentre/ThinkStaionとなります。
本サービスは、Lenovo Services、テクニカルサポートプラスをご購入されたお客様がご利用できます
引用:Lenovo サポート電話窓口
とはいえ、あなたがパソコンをはじめて買うレベルの初心者でなければ、基本的には問題ないかなと。なぜならThinkPadは人気のモデルで使っている人も多く、だいたいのトラブルはネットに解決策がのっているからです。
ThinkPadにはマニュアル類がほぼない。とはいえ、ネットで調べれば問題なし
ThinkPadは購入したパッケージにマニュアルがほぼ入っていません。Macなど、海外のパソコンは「マニュアルはサイトにあるから探してね」となっていることが多いです。
なので、なにか困ったことがあってもネットで調べたらだいたいのことは解決します。自力でこの記事までたどり着いたあなたなら大丈夫です。
補足:Lenovo公式の「ThinkPad 拷問テスト」がムチャクチャすぎて安心する
Lenovoでは公式が「拷問テスト」と称するテストをして、その動画をネット上に公開しています。
簡単に要約すると、拷問テストは以下のような内容です。シンプルにイカれていますね…。
- ワイン、コーヒー、氷水を合計2リットルぶっかける
これだけテストを繰り返しても壊れない頑丈さはThinkPadならではかなと。デバイスそのもののタフさはパソコン業界でもピカイチです。
そうはいっても心配…という方は、購入時に保守サービスを追加しておくことをおすすめします。これにより電話での技術サポートや延長保証を受けることが可能です。
次で詳しく紹介します。
ThinkPadの購入時に追加できる保守サービス7つを徹底解説
ここからはThinkPadの購入時に追加できる保守サービスを
- 全員におすすめしたい:【ノートブック用】延長保証サービス+電話サービス
- 仕事でガシガシ使うなら:① + アクシデントダメージプロテクション(ADP)
- その他、状況にあわせて入れたい保守サービス
の順に徹底解説します。
①全員におすすめしたい:【ノートブック用】延長保証サービス+電話サービス
ThinkPadを購入する人みんなにおすすめしたいのが「【ノートブック用】延長保証サービス+電話サービス」です。
これは月額で最大5年までメーカー保証を延長できるサービスで、何度でも相談OKな電話サポートもついています。なお、電話サポートは
- NECや富士通など、他社製のパソコン
- プリンタやマウスなどの周辺機器
- WordやExcelなどのパソコンソフト
にも対応しています。要はパソコンまわりの困りごとはほとんど電話で対応してもらえるサービスですね。
延長保証サービスの料金は、ThinkPadを購入する場合「月額1,080円(税込)」です。
②仕事でガシガシ使うなら:① + アクシデントダメージプロテクション(ADP)
ThinkPadを日々の仕事でガシガシ使う予定なら、先ほど紹介した「【ノートブック用】延長保証サービス+電話サービス」に加えて、アクシデントダメージプロテクション(ADP)を追加するのがおすすめです。
アクシデントダメージプロテクションとは、普通の保守サービスでは保証されない、
- 誤ってキーボードにコーヒーをこぼしてしまった
- パソコンを床に落として、画面にヒビが入ってしまった
- 電車にパソコンを忘れて、駅に連絡しても戻ってこなかった
などのトラブルでも保証してくれるサービスです。ほぼ1日中パソコンを使っていて、しかも持ち歩くことが多い人はアクシデントダメージプロテクションを入れておきたいところ。
料金は「【ノートブック用】延長保証サービス+電話サービス」とセットで「月額1,620円(税込)」です。
その他、状況にあわせて入れたい保守サービス
その他、状況にあわせて入れたい保守サービスは以下の通りです。
③ファイル消去 + 電話サービス
メールや個人情報などの漏れると困るファイルを完全に消去するサービスと、電話サポートのセット。料金は「月額864円(税込)」です。
④遠隔データ消去サービス + クラウドバックアップサービス
パソコンをなくしたさいなどに、遠隔でデータを消すことができるサービスです。また、データはクラウド(ネットにある安全な倉庫みたいなもの)に保存されているので、そこからバックアップとして復活させることができます。
料金は「月額864円(税込)」で、加入月と翌月は0円で利用できます。クラウドのデータ量は無制限なので、ふだん使わない大容量のデータをクラウドに置いておくといった使い方も可能です。
⑤クラウドバックアップサービス
先述のクラウドバックアップサービスは、それ単品でも利用することが可能です。料金は「月額540円(税込)」で、加入月と翌月は0円で利用できます。
⑥電話サービス
WordやExcelなどのOfficeソフト、またセキュリティやメールなどパソコンの基本ソフトの使い方について、電話で相談できるサービスです。
料金は「月額540円(税込)」で、何度相談してもOKなのがうれしいポイント。
⑦ターミネータ10plus データ完全抹消 + 電話サービス
パソコンを廃棄する際に、データを復元できないレベルまで完全に消してくれるサービスです。実は、普通にファイルをゴミ箱に入れるだけだと、プロにお願いすればデータを復活させられないことはありません。
これに加えて、パソコンソフトの基本的な使い方をサポートしてくれる電話サービスがついています。料金は「月額810円(税込)」です。
ThinkPadの購入時に追加できる保守サービスまとめ
ここまでで、ThinkPadの購入時に追加できる保守サービスとして、以下7つを紹介しました。
※サービス名を押すと説明に戻ります
サービス名 | 料金 |
---|---|
①【ノートブック用】延長保証サービス+電話サービス | 1,080円/月 |
② ① + アクシデントダメージプロテクション(ADP) | 1,620円/月 |
③ファイル消去 + 電話サービス | 864円/月 |
④遠隔データ消去サービス + クラウドバックアップサービス | 864円/月 |
⑤クラウドバックアップサービス | 540円/月 |
⑥電話サービス | 540円/月 |
⑦ターミネータ10plus データ完全抹消 + 電話サービス | 810円/月 |
パソコンをはじめて触るレベルの方なら、保証期間内の技術サポートが無償のIdeaPadがおすすめ
「これまでパソコンを1度も使ったことがないから、できるだけ長い期間サポートしてくれたほうがうれしいな…」
と思っている方は、保証期間内の技術サポートが0円のIdeaPadがおすすめです。
IdeaPadとThinkPadの違いは「値段&カスタマイズ性」
IdeaPadとThinkPadの違いは、値段とカスタマイズ性にあります。
ThinkPadはどちらかというとビジネス向けなので、いわばプロ仕様。さまざまなカスタマイズができるので「高くてもいいから高性能なパソコンじゃないと嫌だ!」という場合に満足できるノートブックです。
ThinkPadはパソコン初心者の方でも使いやすいとは思いますが、いかんせん高機能を持て余してしまうかなと。
なので、これからパソコンを使いたい方は、ThinkPadと比べて安くてサポートが長いIdeaPadがおすすめです。カスタマイズ性には劣りますが値段は安く、モデルによっては5万円を余裕で切るものも。
IdeaPadとThinkPadで迷ったさいには、「安いぶんカスタマイズ性は高くないIdeaPad」か「高いけどカスタマイズ性バッチリのThinkPad」かで考えるのがベストです。
ThinkPadのサポートや保証に関する評判・口コミまとめ
ここからはThinkPadのサポートや保証に関する評判や口コミをまとめます。
ThinkPadの良いところって、保守が他と比べると格安といえる金額(3年オンサイトで3万円程度; 呼べば保守のおじさんが何度でも来る)なのと、自分でSSDとか交換しても修理を拒否したりはされないところ。Apple Careとかあの金額取っておいてその程度のサポートしかないのかよって思う。
— Takashi Kawasaki (@espresso3389) 2018年10月27日
ThinkPadのサポートに関する口コミを見ているが、延長保証申し込んだにもかかわらずシステムボードは保証対象外というひどい情報と、過失で壊したキーボードが1年保証の対象になったという情報をみて、数年で相当改善されたのか?と思った
— akimasa2000 (@akimasa2000) 2018年8月4日
thinkpad、個人でも翌営業日に技術員呼びつけられるサポート体制がよき
— せにょ (@senyoltw) 2018年7月21日
ThinkPad修理の結果、カメラ故障、システムボード故障、バッテリー不具合のフル故障で笑った
やっぱり中古は危険&サポートしっかりしてるメーカー+保証は大事— しめー (@123tometome) 2018年6月16日
2007年08月製造のThinkPad X61から書き込んでいます。
ファンを2回,キーボードを1回交換,SSDにしています。最初はWindows XP,そのあとWindows 7,いまはWindows 10 Proです。
ちょっと遅いけど特に問題ないです。
スマホって2~3年でサポート終了になるけどPCって寿命長いよね。 pic.twitter.com/DaSXN050hT— KeatonMasuda(キートン増田) (@KeatonMasuda) 2018年6月14日
ThinkPadのサポートは他社と比べて安く、質が高いと感じている方が多いです。サポートの質で決めるならThinkPadはおすすめですよ。
はじめてのPCじゃないならThinkPadはおすすめ、1台目ならIdeaPadをどうぞ
ここまでThinkPadのサポートについて紹介しました。
通常のサポートだと、ThinkPadの技術的なサポートは「最初の1ヶ月だけで、それ以降は有償」です。とはいえ、ネットにあらかたの情報はのっているため、この記事にたどり着けた方は心配ないかなと。
とはいえ、これからパソコンをはじめて買う方であれば、ThinkPadよりも技術サポートの期間が長いIdeaPadがおすすめです。
ThinkPad、IdeaPadの購入はLenovo公式ストアよりどうぞ。
今週のおすすめ商品など、お買い得な情報は「Lenovo公式ストア – 期間限定セール」にまとまっています。Lenovoストアは注文金額に関わらず「全品送料無料」なので、ネットで買うなら公式ストアが一番お得で安心ですよ。