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当たりすぎて笑う。ストレングス・ファインダーで適職を診断しよう

「自分の適職がわからない!強みなんてないし、どうしたらいいんだろう…」

と思っている方。

よくある自己分析のたぐいで一応は自分の適性を見いだしたものの、いざ働きはじめてみるとなんか違う気がする…なんてことはよくある話です。

ただ、この社会に「今の仕事が天職だ!」という方はどれくらいいるのでしょうか。「転職だ!」という方のほうが、明らかに多いはず。

このように、自分に向いている仕事がわからない方におすすめしたいのが、「ストレングス・ファインダー」です。

ストレングスファインダーを使えば、自分はどんな資質があって、どうすればその資質を最大まで活かせるかをつかむことができます。

ぼくも試してみたのですが、自己診断の決定版と言っても過言ではない正確さでした。なので、いったん試してみる価値はありますよ。

当たりすぎて笑う「ストレングス・ファインダー」とは?

ちゃんと自分の資質を見極めるために、ストレングス・ファインダーはとても優秀な方法です。なにより、めっちゃ当たるんですよね。

結果が出たときは、一人でパソコンの画面を見ながら爆笑してました。当たりすぎて。

ストレングス・ファインダーとは、カンタンに言えば「自分の強みを診断してくれるツール」です。

人というのは「自分の能力を最大限に活かせる”強み”」が生まれつき決まっていて、自分の強みを知ってそれを活かすことが成功へ近づくための道であるというのが基本的な考え方とのこと。

ストレングスファインダーが診断する”強み”の分類をご紹介

ストレングスファインダーが診断できる”強み”は、以下の4つに分類されます。

  1. 人間関係構築力:人との関係をつくることに喜びを感じ、他人の強みを引き出す
  2. 影響力:自分の思いや考えを伝えて、他人の心を動かす
  3. 実行力:アイデアを実行し、成果を出す
  4. 戦略的思考力:情報を集めたり分析したりして、深く考える

人間の強みって、この4つに分けられるんですね。

ストレングスファインダー全体だと34の強みがあって、それぞれがこの分類のどれかにあたります。

まんべんなく出る人も、どれか1つに集中する人もいるようで。果たして、ぼくにはどんな強みがあるのでしょうか。

ストレングス・ファインダーを受けてみる

とにもかくにも、ストレングス・ファインダーを受けてみましょう。

本の後ろについている文字コードを専用のサイトに入力して、診断スタートです。中古の本だと、コードが使われていることが多いので、新品を購入することをおすすめします。

本そのものもなかなかおもしろいので、新品を買う価値はありますよ。

サイト上で専用コードを入力したら、性格診断のような質問に30分ほど延々と回答しつづけましょう。なかなか長いですが、その分かなり正確な結果が出るのでがんばりどころです。

テストを解き終わると、診断結果が発表されます。さて、ぼくにはどんな強みがあるんでしょうか。

結果やいかに…?

診断の結果、ぼくは”学習欲”が一番でした。以下がその結果の引用ですが、太字部分は特に「え?なんでそれを知ってるの?」というレベルであたっています。

学習欲

あなたは学ぶことが大好きです。あなたが最も関心を持つテーマは、あなたの他の資質や経験によって決まりますが、それが何であれ、あなたはいつも学ぶ「プロセス」に心を惹かれます。内容や結果よりもプロセスこそが、あなたにとっては刺激的なのです。あなたは何も知らない状態から能力を備えた状態に、着実で計画的なプロセスを経て移行することで活気づけられます。最初にいくつかの事実に接することでぞくぞくし、早い段階で学んだことを復誦し練習する努力をし、スキルを習得するにつれ自信が強まる――これがあなたの心を惹きつける学習プロセスです。あなたの意欲の高まりは、あなたに社会人学習――外国語、ヨガ、大学院など――への参加を促すようになります。それは、短期プロジェクトへの取組みを依頼されて、短期間で沢山の新しいことを学ぶことが求められ、そしてすぐにまた次の新しいプロジェクトへに取組んでいく必要のあるような、活気に溢れた職場環境の中で力を発揮します。この「学習欲」という資質は、必ずしもあなたがその分野の専門家になろうとしているとか、専門的あるいは学術的な資格に伴う尊敬の念を求めていることを意味するわけではありません。学習の成果は、「学習のプロセス」ほど重要ではないのです。

まさにその通り。学びのない、業務を回すための仕事みたいなことはしたくないんですよね。全くテンションが上りません。

1つのことを専門的に学ぶことにはあまり力を注げないのですが、2つ3つ同時進行で学んでいくことは得意です。メキメキ強くなっていく感じがたまらないんですよね。

逆にいうと、器用貧乏になりそうなところが今の課題なんです。もっと強くなりたい…!

関連:器用にこなすことは逃げていること?器用と器用貧乏の違い

他にも、”内省” “着想” “達成欲” “収集心”という強みが診断されました。どの解説も当たりすぎてて怖いレベルです。

他の強みに関しても、上に引用したくらいの文量で結果が出てきます。初対面の人から「あなたってこうですよね〜」とズバズバ当てられている感覚が気持ちいいような、気持ち悪いような。

ちなみに、先ほどご紹介した4分類に分けると、ぼくの強みは

  • 学習欲=戦略的思考力
  • 内省=戦略的思考力
  • 着想=戦略的思考力
  • 達成欲=実行力
  • 収集心=戦略的思考力

という感じ。戦略を考えまくって、実行に移す…って、まさにぼくですね。すごい。

で、向いている仕事って結局なんなんだ?

そして、本の中では診断結果を元に「この強みをもっている人はこうマネジメントすべし」というアドバイスが書いてあります。

それを逆算すると、自分に向いている仕事が分かります。

たとえば僕の「学習欲」という資質だと、以下のようにマネジメントするのがいいそうです。

・状況が刻々と変化する分野で、その変化に即応しなければならない職務を任せる。そうした変化を自分の能力に対する挑戦と見て、意欲を燃やすタイプだ。

・この人は、そうする義務があろうとなかろうと、新たな事実や技術や知識を貪欲に身につけようとする。だから、学習により適した環境を求めて、あなたの企業を離れていかないように、この人が自由に学習できて、モチベーションを維持できる方法をあれこれ考えるといい。

ちょっと当たりすぎて気持ちが悪いくらいなのですが…w

結果を要約すると「とにかく新しいことに次々と挑戦して、高速で学習しながら変化に即応するような環境がある職場」がぼくには向いているようです。

ちなみに、この診断結果はもともと持っている資質を言葉にしたものなので、一生変わらないそうです。まさに、一生の適職を見つける方法ですね。

ストレングスファインダーで、自分にあった職業を探してみよう

ストレングスファインダーを使えば、30分ほど質問に答えるだけでかなり正確に分析してくれます。

これだけの診断を受けることができて、かつ本にもわりといいことが書いてあるので、ヘタな自己啓発書を買うよりは圧倒的におトクですよ。

それでも、「当たるかどうかわからない診断にお金を払うなんてできないよ!」と考えている方には、リクナビNEXTのグッドポイント診断をおすすめします。ストレングスファインダーをもう少し簡単にした感じで、無料で自分の5つの強みを教えてくれます。

こちらもやってみたのですが、普通にあたってます。無料なのにこのクオリティとは、さすがはリクルート…。

関連:無料で強みを診断してくれる「グッドポイント診断」を受けてみた

順番としては、グッドポイント診断をやってみて、もっと詳しく知りたかったらストレングス・ファインダーという流れでもいいんじゃないかと。両方の結果を見て、総合的に判断するのも一つの手です。

自分の適職がわからない!という方はぜひ試してみてください。