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「今月は本を◯冊よんだ!」と、読んだ本の数にこだわる人いますよね。
そうです、昔のぼくです。
どれだけ本を読んだか、どれだけの時間を読書に使ったかを数えるのが、楽しくてしょうがなかったんです。
でも、それってなんの意味もないんですよね。
今回はそんな話です。
本のページ数にお金を払っているわけではない
あなたが本を購入するとき、本の何に対してお金を払っていると考えますか?
ページ数?本のカバー?それとも、読書家というステータス?
本の原価についての話ではなくて、「本の価値はどこにあるか」というのがポイント。
少なくとも、本のページ数にその価値はないんです。
ページ数が多かろうが、自分にとって価値のない本はあります。そんな本をいくら読んだところで、薬にも毒にもなりやしません。
重要なのは「情報」「思考」
よく考えると、本の価値ってその存在ではなくて、情報という形のないものにあるんですよね。
だからKindleなどの電子書籍が受け入れられているわけです。
そして、その情報をゲットしたときに起こる、自分の中での思考にも価値があります。
ぶ厚い専門書をわけもわからず読めばいいなんてことはなく、むしろ星新一ショートショートでしっかり考えたほうが、読書の効果は高いと言えるでしょう。
冊数が少なけりゃいいってもんでもない
読んだ本の冊数が少ないほどよいわけでもありません。
というのも、それはそれで自分に必要ない情報を見きわめることができていない可能性もあるからです。
小説や文学作品など、じっくりと世界にひたるための読書もよいですよ。
「本を読んだほうがいい!」と無条件にイエスを唱えることはどうなんでしょうか、というお話。
本から情報を得て、世界を広げよう
本は情報を得るもの、そして自分の思考・世界を広げるものです。
たくさん読むゲームではありません。大切なのは「その本を読んで、どんなことを考えたか」というところにあります。
やり方をちゃんと考えないと、読書は時間を浪費するだけの作業にもなりえます。
頭でっかちにならないためにも、柔軟な本の読み方をしたいものですね…!