新卒フリーランスが月144万円稼ぐまでの全てをまとめました

稼げるフリーランスの共通点9つ【身も蓋もない事実あり】

こんにちは、Webフリーランスのくろぽん(@ktsuyoc)です。この記事では

「フリーランスって稼げるのかな。儲かる方法があれば知りたい…」

と思っている方に向けて、稼げるフリーランスの共通点を9つ紹介します。フリーランスに限らずですが、成果を出すためにはすでに成果を出している人の研究をするのが一番です。

稼げているフリーランスの特徴をつかんで、まずは1つだけでよいのでマネをしてみてください。

稼げている状態とは「利益が多いこと」【売上でも年商でもない】

そもそも稼げている状態とは「利益が多いこと」を指します。売上でも年商でもありません。

利益とは売上から費用を引いたもの
利益 = 売上 – 費用

それはそれはめちゃシンプルな(しかし意外と知らない人が多い)原則です。

いくら売上が多かろうと、費用がかかりすぎていたら利益はマイナスです。例えば、800円のラーメンを売るのに900円の費用(原価)がかかっていたとして、1ヶ月で1万杯の販売ができているとすると

  • 売上(月商):800円 × 1万杯 = 800万円
  • 利益:800万円 – 900万円(原価×杯数) = -100万円

あらま、赤字です。この状態で「月商800万円のラーメン屋です!」と主張することは無意味ですよね。

なので、稼げるフリーランスになるために目指すべきは、売上ではなく利益ということは覚えておいてください。

稼げるフリーランスの特徴9つ

この稼げるフリーランスの特徴について、以下では1つずつ詳しく解説します。

①コスパにうるさい

コストパフォーマンスにうるさいフリーランスは稼げています。決してケチという意味ではありません。

具体的には

  • 30万円の超高性能パソコン→「仕事がスピードアップするし、買おう」
  • 30万円分デパートで買い物→「いや、いらないものは買う必要なくない?」

みたいなイメージです。払うべきところにしかお金を払わない人ともいいます。

また、受けた仕事に対して「これは時給換算するとわりに合っているかな?今後も継続してお願いしてもらえる仕事かな?」と考えることもコスパにうるさい人です。

②謙虚に学び続けている

稼げる人って腰が低い人が多いです。「オレは稼いでるんだぞオラー」みたいな人って見かけません。世代の問題かもですが。

で、謙虚なんですが学びに対しては貪欲なんです。お金を稼げるチャンスやトレンドなど、いろんな情報をガシガシ入れています。

稼いでいるフリーランスにおすすめの本を聞くと、ガンガン出てくることが多いです。やはり勉強は欠かせませんね。

③生産性へ徹底的にこだわる

生産性へのこだわりも徹底しています。「自分には24時間しかないのだ」と自覚している感じ。

生産性アップというと難しそうなイメージがあるかもしれませんが、糖質オフや散歩のような簡単なものを細かく積み重ねている人が多いです。

あ、ぼくも生産性にはかなりこだわっています。もはやライフワークなんじゃないかくらいの勢いです。最近は健康管理のためにOura Ringを導入しました。

④儲かる仕事ならなんでもやる

仕事を選り好みしないのも稼げるフリーランスの特徴です。

好きを仕事にして稼ぐというより、そこにニーズがあるから仕事をするって感じがします。で、やっていくうちに好きになっていくパターンが多いかと。

ぼくもこのタイプでして、知らないジャンルでも勉強して知識をつければスキルになるよなーと思ってがんばる派です。

余談ですが、市場のニーズを見る力(いわゆるマーケティング)は重要な知識かなと。これがないとキツいかもです。

気になる方は、とりあえず基本の書籍「ドリルを売るには穴を売れ」から読んでみてください。ストーリー調なので読みやすくておすすめ。

⑤お客さまの心理を理解している

お客さまの心理を理解したうえで仕事しているのも、稼げるフリーランスの特徴。例えば、

  • お客さまは何に困っているのか
  • そのお困りごとに対して、依頼された仕事は最適な対策なのか
  • 納品後、またお困りごとは出ないか

などを考えつつ仕事できる人は、稼げます。

高級ホテルに泊まったときに「こんなところにまでこだわってるのか!」「そうそう、今ちょうどこれがしたかったんだよ!なんでわかったの?」ってなるイメージです。

⑥自分の調子がいい状態を知っている

あなたは「自分が一番集中できる時間帯」を知っていますか?ぼくは10〜13時あたりがベストで、その時間帯にガッと集中できるように食事の時間などを調整しています。

このように自分のことを理解できていることも、稼げるフリーランスの条件です。

孫氏の兵法に「己を知り相手を知れば百戦危うからず(自分を知って相手を知れば、どれだけ戦っても負けることはない)」とありますが、まさにそれ。まずは自分を知ることだなと。

⑦お客さまからの指示+αで仕事をする

稼げるフリーランスってコンシェルジュみたいなんですよ。要は「あなた様にはこれが必要だと思いまして…」とさり気なく+αで仕事をできる人は、稼げます。

別に「3000字のライティング記事を4000字にしました!」とかは必要なくて。

「お互い記事のチェックが楽かと思い、Googleドキュメント(リアルタイムで同時編集できる)にて記事を書きました」みたいなちょっとした工夫が大切です。なんだかこの人とだと仕事がしやすい!と思われたら、もうあなたも稼げるフリーランスかと。

⑧お客さまを得させることを考えている

そもそも仕事って予算があるから来るわけでして。つまり、お客さまが儲からないと仕事って来なくなっちゃうわけですよ。

じゃあ、お客さまが儲かるような仕事をするフリーランスが儲かるよねって話です。なんというか、物の道理…。

お客さまも鬼じゃないので、成果が出てきたら「単価を上げてもいいかもな…」と考えてくれます。なので、まずはお客さまの成果を意識して仕事することからですね。

⑨ちょっとした声かけがうまい(気が利く)

稼げるフリーランスの人って気が利くんですよ。例えばメールで「季節の変わり目ですので、ご自愛ください」みたいなフレーズをちょろっと入れたりとか。

まあ、ふつうのビジネスマナーと言われればそうなのですが、できる人がそんなに多くないので「ええやんけ…」と思ってもらえちゃうんです。

在宅Webフリーランスに限ったことかもしれませんが、メールなど文面でのやり取りだけだと人間性が伝わらないため、意識的にやるようにしています。

稼げないフリーランスの特徴は、その逆です

ここまで稼げるフリーランスの特徴を紹介しましたが、稼げないフリーランスはその逆ですね。

上記の特徴を読み直して、逆に考えてみてください。例えば「①コスパにうるさい」なら「コストも効果も気にしない」みたいな。

シンプルですが、意外とやってみるとできてないポイントがあるかなと。ぼくもたまにこの記事を読んでふり返ります…!

やらなければ稼げない。ポイントをおさえて、稼げるフリーランスに

最後に元も子もないことを言いますが、稼げるフリーランスの特徴がわかったところで、作業しなれば意味がありません。

作業している人にも2パターンあり、以下のどちらかです。

  1. ガツガツ作業している人
  2. 5年以上コツコツ地道に積み上げている人

というわけで、日々積み上げていきましょうという話でした。

ちなみにですが、ぼくもわりと稼げているほうかなとは思っていまして…。気になる方は『note「ノンスキル・文系・コネなし新卒フリーランスが、独立8ヶ月で月144万円を達成するまでの全て」をつくりました』をご一読ください。