記事内に広告を含む場合があります。
~前回のおさらい~
八丈島行きの船の運行が決定し、ひとまずは安心と思いきや天候がよくありません。
船が目の前で引き返すことも考えながらも、港へ向かいます。
そして、なんとか船に乗りこむことに成功します。大きくゆれる船内で危うく吐きそうになるも、なんとか八丈島に到着します。
止まらないレンタサイクル
宿でひと晩休んで、朝から活動開始です。レンタサイクルで八丈島の牧場に行くことに。
自転車は1日500円で借りることができます。安い。
八丈島は自転車をとられることが全くないらしく(島なのでどこにも逃げられないから…?)、カギはもらえませんでした。
レンタサイクルのお店のかたいわく、大丈夫とのこと。大阪に住んでいるぼくとしては、考えられない…。
これから向かう牧場は、八丈富士という山の中ほどにあります。がんばって登らないといけないみたいです。
山にむけて自転車をこいでいると、あることに気づきました。この自転車、ブレーキが全くききません。
さらに、八丈島には平たんな道がほとんどありません。端的に言うと、死にます。
止まらないレンタサイクルを置いて、徒歩で登ることに。とられないことを信じて、自転車は見捨てていきます。
牛乳のない牧場なんて
ひたすら山道を登ると、牧場へ行く道と山頂へ向かう道がT字に分かれています。「牛乳が飲みたい。」その一心で牧場への道を進みます。
そして、八丈島の牧場「ふれあい牧場」に到着します。当たり前ですが、牛だらけ。
眼下に海が広がる牧場というのもなかなか珍しいです。海風が気持ちいい。
しかし、今回の目的である牛乳はどこに行ってもありません。それどころか、人っ子一人いません。いるのは牛だけ。
結局、牛乳は飲めずじまい…。やるせない気持ちで牧場をあとにします。
大衆浴場のいやしとふれあい
牛乳を飲めずじまいで下山し、昼食をとります。しかし、疲れはいえないまま。というわけで、八丈島の温泉「ふれあい温泉」へ向かうことに。
大衆浴場らしく、島民の方が大勢いらっしゃいます。浴場では青ヶ島のトンネルを掘っていたというおじいさんとおしゃべり。まさに開拓者です。
お値段は300円とこれまたお安い。いいお湯でした。
帰りぎわに、八丈島牛乳を飲めるお店を発見。コクがあっておいしい牛乳でした。もしかして、山を登らなくてもよかったんじゃ…。
まとめ
牛乳パワーで宿にもどり、一夜を過ごしたあとに東京へと船で戻ります。これにて八丈島を含む、青ヶ島への島旅は完結です。
島のよいところはいっぱいありましたが、あえてまとめると
- いい人ばっかりなところ(個性的な方も多かったです)
- 自然がゆたかなところ(景色が最高でした)
- 食べものがおいしいところ(なに食べてもうまい)
こんな感じですかね。
食べものに関しては後日レポートします。おいしい食べものが多すぎたので、お楽しみに。
春先ということもあり、天候に恵まれない日もありました。逆にいえば、夏にかけては申し分ない旅ができるのではないでしょうか。
機会があればぜひ八丈島・青ヶ島を訪れてみてはいかがでしょうか。
以上、青ヶ島レポでした!