【青ヶ島レポ②】八丈島「それでもまっすぐゆくのだ。それが人生だ。」

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前回のおさらい~

八丈島に到着し、「いざ、青ヶ島へ!」と思ったら船が出ないとのこと。いきなり足止めをくらってしまいます。

八丈島の宿は予約していなかったものの、なんとか確保。

青ヶ島に行けないものはしょうがないので、ひとまず八丈島をふらつきます。

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朝ごはんをたずねて三千里

夜行船で八丈島にたどり着き、なんとか寝床を確保しました。しかし、宿のチェックイン時間までにはかなり時間があります。

というわけで、八丈島をふらついてみることに。

ただ、昨日の夜からなにも食べていないので、はらぺこです。腹が減ってはなんとやらというやつで、朝ごはんが食べられるお店を探します。

朝から空いている店が空港の食堂しかない…。しかも、わりと遠そうだぞ?

さすが八丈島。しょっぱなからエンジン全開で楽しませてくれます。これぞ島って感じですね。

商売っ気もなく、マイペースを貫く感じは嫌いじゃないです。むしろ、朝ごはんのお店を迷わないので楽ちんですね?

結果:全然楽じゃなかった。

ひたすら、ただひたすらまっすぐ歩く

空港までひたすら真っすぐ歩きます。本当にひたすら。まーっすぐです。どれくらいまっすぐかと言うと、

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これくらいです。

ここまでまっすぐな道は本土にはありません。

そして、まっすぐな道を歩くとどうなるかと言うと、曲がりたくなります。疑う方もいらっしゃるとは思いますが、本当に曲がりたくなるんですよ。

「道を曲がりたい人ランキング」があったら、このとき間違いなく世界一をとれてますよね。

八丈島「それでも、まっすぐゆくのだ。それが人生だ。」

自己の曲がりたいという感情と、曲がってはいけないという理性との戦いがつづきます。

「曲がりたい…でも曲がっては朝ごはんにありつけない…。でも曲がりたい…ぐぬぬぬぬ…ハッ!…これが人生か!」

ときには道を外れたくなるときもある。自己のアイデンティティが崩落して、「自分とはいったいなんなのか」という問いにさいなまれるときもある。自分の人生から逃げたくなるときもある。

八丈島「それでも、まっすぐゆくのだ。それが人生だ。」

まさかこんなところで人生について教わることがあるとは思いませんでした。

人生まっすぐ生きることほどつらいことはありません。逃げたい時もあります。

しかし、それでも逃げずにまっすぐ生きること、それが人生なのだと八丈島はぼくに教えてくれたのです。朝ごはん前に思わぬ収穫でした。

散々歩いたので、もはや昼ごはんになってしまいましたが、気にしてはいけません。

朝ごはんと言ったら朝ごはんなのです。まだまだ人生ははじまったばかり、まさに朝です。人生の朝ごはんを食べましょう(?)

明日葉との出会い

人生の教訓を得たあとは、八丈島空港で朝食をたべます。

ネットで調べたところ、朝ごはんが食べられるお店は空港の食堂である「アカコッコ」しかないとのことでした。

ちなみにアカコッコとは、八丈島に生息する鳥の名前です。国の天然記念物にも指定されているそうな。ちなみにどんな鳥かというとこんな鳥。

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…うーん、鳥。

というわけで、空港の食堂「アカコッコ」で朝ごはんを食べます。

なんだかやさしいものが食べたいということで、「明日葉そば」を注文してみます。

明日葉とは、伊豆諸島など太平洋の島々で取れる植物の名称で、要するに葉っぱです。

普通に道ばたとかに生えているので、味見できます。鮮度ばつぐんで美味しかったです。

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セロリのような、ちょっとクセのある味なのですが、それがまたハマります。滞在していた1週間のほとんどは明日葉を食べていました。

というわけで、「明日葉そば」を実食。

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見た目は駅そばと大差ないように見えますが、食べてみるとめっちゃ美味しいという。

まず、麺が美味しい。普通のそばではなく、明日葉をねりこんだそばを使用しています。

そして、そばの上には明日葉の天ぷらとゆで明日葉、油揚げがトッピングされています。

まさに「明日葉を喰らえ!」的な一杯です。

夜も明日葉、そして人生を悟る

明日葉そばでおなかも満たされたところで、宿にチェックインします。

宿は本当にベッドだけの簡単な素泊まりなので、今回は割愛します。また紹介しますね。

宿に行く時にも、ひたすらまっすぐな道を歩いて人生への教訓を得たので、すっかり夜になってしまいました。

八丈島の名店「梁山泊」へ

というわけで、夜ごはんを食べに島で1番人気との呼び声高い「梁山泊」へ。

梁山泊は予約しないとお店に入れない場合があるので、確実に入店したいかたには予約をおすすめします。

梁山泊では、八丈島の郷土料理が堪能できます。とりあえずビール、ということで「明日葉ビール」を注文。こんなところにも明日葉が入るんですね。

付きだしの「はんばのりの煮物」とともに頂きます。

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付きだしとビールだけとは思えないほど満足感があります。

せっかくだし、ほかの料理もいただきたい!ということで、明日葉の天ぷらや島寿司などをいただきました。

島の郷土料理というとどこかクセがあるような印象がありますが、八丈島の料理はどれも素朴な味付けでほっこりする料理ばかりでした。

…そういえば、何か忘れてないか?

八丈島の食べものが美味しすぎてすっかり忘れていたのですが、目的は青ヶ島でした。

島への船が出るかどうかは明日の朝7時に決定するとのこと。

ちなみに、船が出ても港に着岸できずに八丈島に引き返すこともあるそうです。最後まで油断できない島ですね…。

果たして無事青ヶ島に着くことができるのでしょうか…。

つづく

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黒田 剛司

福井県出身。千葉(金谷)在住。新卒でフリーランスになりました。物書きをしています。サイトも作ります。ブログ、メディア記事、サイト制作、企画、イベント運営などをやります。

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