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【青ヶ島レポ③】ようやく青ヶ島に到着…できるのか…?

前回のおさらい~

青ヶ島行きの船が欠航で、八丈島に滞在することになりました。そして、八丈島のまっすぐな道から人生の教訓を得ます。

八丈島が楽しすぎて目的を見失いかけますが、気を取り直して青ヶ島を目指します。

とりあえず、船は出ることがわかりましたが、果たして…。

少なすぎる乗客、ゆれすぎる船内

とりあえず、青ヶ島行きの船は出るということがわかりました。

朝食を適当にすませ、船乗り場に向かいます。チケットの販売が始まるまで、しばし待ちです。

ついに、あの青ヶ島に向けて出発だ!という期待と、本当に青ヶ島につくのだろうか…という不安がないまぜになります。

大学生、船の経営を心配する

チケットを購入し、船に乗りこみます。

船の乗客は本当に数人。余計なお世話ですが、船の経営大丈夫なのかな、と思いました。貨物とかもあるので、たぶん大丈夫です(と信じたい)。

八丈島は底土港を出港したのちは、船がなかなか揺れるので寝るしかありません。

海上でもわりと電波が通っているので、スマホをさわりたいところですが、酔う予感しかないのでやめます。体調を大事に。

タラップよ、おりてくれ…!

青ヶ島へ行く船には、とんでもない特徴があります。

それが青ヶ島についたとしてもタラップ(船と地面のあいだにかける橋のようなもの)がおりるとは限らず、さらにタラップがおりない場合はそのまま八丈島に引きかえす、というものです。

いや、ハードモードか。

お昼も近くなるころには、青ヶ島に到着します。そのとき、ぼくには青ヶ島にすんなり到着できるとは限らない理由を発見してしまいます。

なにかというと、港がすごくちゃっちいんです。

断崖絶壁とよぶにふさわしい陸地から、ポッと出ただけのコンクリート、それが青ヶ島唯一の港です。

普通の港は、テトラポットなどで囲まれていて、おだやかに船をつけることができるのですが、青ヶ島はまさに裸一貫

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なににも囲まれていないむき出しの港には、大海原の波がザッパザッパやってきます。

ぼくのような素人が見ても、「あぁこりゃ難しいはずだわ」と余裕でわかってしまうほどに、青ヶ島の港はシンプルです。シンプル・イズ・ベスト?いや、これはさすがに違う。

歩きでイケると思っていた自分を殴りたい

無事に青ヶ島に上陸することに成功し、予約していた宿を目指して歩きます。と思いきや、宿のご主人が迎えにきてくださっていました。

あとからわかったことなのですが、港から宿までは、徒歩だと3時間以上かかります

青ヶ島につくまで「宿までは歩けばつくだろ」と思っていた自分をぶん殴りたくなっていました。

というわけで、宿の方の車に乗せていただき、宿を目指します。

青ヶ島は、平坦な道という概念がないんじゃないかというくらい急でかつ狭い道ばかりなのですが、宿のご主人はその道をかなりのスピードでぶっ飛ばします。

いくら車は少ないとはいえ、海には落ちるぞ?と思いましたが、なんとか宿まで到着します。

手書きの地図で青ヶ島無番地を歩こう

宿に到着して荷物を部屋においたので、ちょっと散歩してみることに。しかし、なにがどこにあるのかもわかりません。

スマートフォンのマップも役に立ちません。

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↑実際には細かい道がたくさんあります。Google先生もっとがんばれ…!

なので、役場に地図をもらいに行きます。まあ、手書きでしたよね。

そして、青ヶ島の特徴として住所がどこも同じ「青ヶ島無番地」なのです。

郵便屋さんはどうするのかというと、宛名の人の名前だけで家を判別するそうです。

例えばぼくだと「つよしさんの家はあそこ」のようになります。家バレ余裕か。

とりあえず、目的の青ヶ島には到着し、ホッとします。青ヶ島ではどんなものが待ち受けているのか、わくわくしながら床につきます。

楽しい滞在になりますように…。

つづく