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【初心者向け】Webデザインに必要なパソコンのスペック。最適なPCも紹介します

「Webデザインを始めるためにパソコンがほしい!けど、CPUとかメモリとか、全くよくわからない…」

と思っている方、こんにちは。現役Webデザイナーのくろぽん(@ktsuyoc)です。

Webデザインをするために欠かせないのがパソコンです。Webデザインに適したパソコンを買うことでデザインがスムーズにできて、学習や仕事の効率アップにつながります。

しかし、パソコンは専門用語が多くてわかりにくいですよね。ぼくも最初は何のことやら全くわかりませんでした…。

そこで、この記事では現役デザイナーであるぼくが

  • 【結論】Webデザインに最低限必要なパソコンのスペックはこれ
  • Webデザインに最適なPCとは?WindowsとMacでそれぞれ紹介

の順に、Webデザインに必要なパソコンのスペックについて解説します。

英語ばっかりで難しく感じるかもしれませんが、概要をつかむだけならハードルは高くありません。

まずはこの記事で、Webデザインに必要なパソコンのスペックについて大まかに学びましょう。

【結論】Webデザインに最低限必要なパソコンのスペックはこれ

結論からお伝えすると、Webデザインに最低限必要なパソコンのスペックは以下の通りです。

OS:WindowsでもMacでもOK
CPU:Core i5以上
メモリ(RAM):8GB以上でよいが、お金をかける価値はある
ストレージ(ハードディスク、SSD):128GB以上。クラウドを使いたくないなら256GBは欲しい
モニターサイズ:13インチ以上。サブディスプレイもあるとうれしい
グラフィックカード(GPU):気にしなくてよい

順番に詳しくお伝えします。

OS:WindowsでもMacでもOK

結論を先にお伝えすると、OSはWindowsでもMacでも、使いやすいほうを使ってください。

OSとはオペレーティングシステムの略で、パソコンで当たり前にできる「クリック」「キーボード入力」などをするためのものです。いわばパソコンの心臓のようなものですね。

よく名前を聞くOSはWindowsとMacの2つかと思います。その違いは以下の通り。

Windowsの特徴
  • ユーザー数No.1。トラブルが起きても検索で解決しやすい
  • パソコン本体はさまざまな会社が製造しており、バリエーションが豊富
  • 画面のタッチができる機種もある
Mac OSの特徴
  • Appleがパソコン本体も製造しているため、パソコンとOSに統一感がある
  • トラックパッドの操作性がなめらか。できることも多い
  • 画面のタッチはできない

多少の違いはありますが、どちらのOSもデザインに必要な動作は問題なくできます。

以下でご紹介するCPUやメモリ、ストレージのほうが大切です。

CPU:Core i5以上

CPUとはパソコンの脳みそのようなものです。パソコンの処理速度に関わる部分で、ここのスペックが低いと「なんか遅いなぁ」となることも。

CPUには以下の3つがあります。最低でもi5は欲しいですね。

  • Core i3:最低ランク。ネットサーフィンだけならこれでもOK
  • Core i5:真ん中のランク。Webデザインならこれが最低ライン
  • Core i7:最高ランク。資金に余裕があればこちらがベスト

メモリ(RAM):8GB以上でよいが、お金をかける価値はある

メモリとは簡単に言うと、パソコン上の作業スペースです。メモリが大きいほど作業スペースが広く、いろんな作業が同時にできます。

例えばWebデザインなら「Illustrator(デザインツール)でデザインをいじりつつ、エディタ(編集ツール)でコードを編集しつつ、Slack(チャットツール)でお客さんに返信して…」のように、同時に作業しなければならない状況が多いです。

このときにメモリが小さい(=作業スペースが狭い)と、パソコンが止まってしまうことも。それでは話になりません。

ゆえに、メモリは「最低でも8GB以上」は欲しいところです。

ぼくは16GBにカスタマイズしています。作業スピードが変わるので、個人的に最優先で予算をふるべきはメモリだと思っています。

ストレージ(ハードディスク、SSD):128GB以上。クラウドを使いたくないなら256GBは欲しい

ストレージは、パソコンのデータを保存しておく場所です。デザインデータや画像、コーディングしたファイルなど、全てストレージに保存されます。

最低でも128GBは欲しいところですね。デザインデータはサイズが大きいですが、DropboxやGoogleドライブなどのオンラインストレージサービスを使えば128GBでも問題ありません。

「オンライン上でデータを管理するのは不安…」という方は、256GB以上あると安心です。デザインデータってほんとに重いんですよ…。

モニターサイズ:13インチ以上。サブディスプレイもあるとうれしい

モニターサイズも意外と重要です。というのも、モニターが広いほうがデザインが見やすく、結果として作業スピードが早くなります。

最低でも13インチ以上は欲しいですね。ぼくは外出先で仕事することも多いので、取り回しのよさも考えて13インチを使っています。家でしか作業しないなら15インチ以上でもよいかなと。

できればサブディスプレイもあるとよいかなと。要は2画面でデザインすると作業スペースが広いからやりやすいよって話です。

グラフィックカード(GPU):気にしなくてよい

グラフィックカード(GPU)とは、画像を処理するとき専門で使うパソコンの脳みそです。3Dグラフィックなどに使われるため、ネットゲームをするときに重視されるスペックの1つ。

なので、Webデザインにおいては気にしなくてOKです。基本的に2次元のデザインしかしないので、なんでもいいです。

補足1:無線LANは当たり前につけるべき

補足ですが、無線LANがついているパソコンにしましょう。たまに「有線LANしかないパソコンなんですけど、買っていんでしょうか…」と聞かれるのですが、有線LANケーブルを持ち歩くのはめちゃ大変です。てか、カフェなどで作業できませんし…。

次の補足に続きますが、パソコンは持ち運びやすいほうがおすすめです。

補足2:パソコンは持ち運びやすさを重視したほうがいい

パソコンは携帯性を大切にすべきです。というのも、Webデザインが上達するためには「いつでもどこでもWebデザインできる環境を整えること」が重要だから。

特に初心者の場合は、Webデザインの上達はパソコンにさわる時間と比例します。最初のころはパソコンに触った分だけWebデザインがうまくなると考えて、パソコンに触れる時間を増やしましょう。

ここまでWebデザインに必要なパソコンのスペックについて紹介しました。次は、具体的なおすすめパソコンをお伝えします。

Webデザインに最適なPCとは?WindowsとMacでそれぞれ紹介

結論、Webデザインに最適なパソコンは以下の通りです。初心者ならいま使っているOSのほうを選べばOK。

Webデザインに必要なスペックを満たしつつ、できるだけ安くパソコンを買おう

ここまでWebデザインに必要なパソコンのスペックを紹介しました。おさらいすると、必要なスペックは以下の通りです。

OS:WindowsでもMacでもOK
CPU:Core i5以上
メモリ(RAM):8GB以上でよいが、お金をかける価値はある
ストレージ(ハードディスク、SSD):128GB以上。クラウドを使いたくないなら256GBは欲しい
モニターサイズ:13インチ以上。サブディスプレイもあるとうれしい
グラフィックカード(GPU):気にしなくてよい

これらのスペックを満たしつつ、できるだけ安くパソコンを買いましょう。

この記事がWebデザインをしたい方のパソコン選びを手助けできれば幸いです。