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パソコンなどで作業をしていると、どうしてもダレてくるときがあります。
カフェなどの人のいる空間で作業していても、つい隣の席にいるおばさまの話が気になったり。ちょっとした物音で集中が切れてしまったり。
そんなときに利用したいのが作業用BGMです。
単調な作業であってもリズムに乗せてサクサク進めることができますし、ざわざわしている空間でもスッと集中することができます。
今回は、ぼくが実際に使っている作業用BGMサイトをまとめました。作業用BGMにお困りのかたはぜひ参考にしてみてください。
作業用BGMの効果とは?
まとめに入る前に、いったん作業BGMの効果をおさらいしておきます。
作業のときのBGMってなんとなく聞いているというかたも多いでしょう。かくいうぼくも、なんとなく聞きたいからという理由でBGMをかけていました。
しっかりとその効果を理解したうえで、作業用BGMを利用していきたいものです。というわけで、どんなときにBGMをかけるのがオススメなのでしょうか。
退屈な作業をするときはオススメ
専門誌「Neuroscience of Behavior and Psychology(行動と心理学の神経科学)」という学術雑誌に掲載された研究によれば、画像や文字や数字への認識能力は、ロックやクラッシックがバックグラウンドミュージックとしてかかっていると、音楽がかかっていない場合より、より速くなるとのことです。
好きな音楽をBGMとしてかけることで、つまらない単純作業が楽しくなるだけでなく、作業の効率自体もあがるという結果が出ています。
ゆえに、退屈だな…と感じるような作業をするときには積極的にBGMを利用していきたいものです。
新しいことを学ぶときはBGMなしで!
新しいことを学ぼうとする時には、そのことに集中する必要があります。例えば、マニュアル車の運転の仕方を覚えたり、プログラミング・コードを書き始めたりする時は音楽を切った方が良いでしょう。2010年のウェールズ大学の研究では、特定の順番に並んだ一連の音を思い出すという比較的複雑な作業を行うように言われた被験者は、音楽を聴きながらだとあまり良い結果は出ませんでした。 引用:脳科学が教えてくれる、仕事を邪魔しない「音楽の聴き方」 | ライフハッカー[日本版]
退屈な単純作業にはBGMは効果てきめんですが、逆にBGMが悪影響をおよぼす場合もあります。
それが、新しいことを学ぶときです。新しいことを覚えるという行為そのものに注意力が必要なので、BGMを聞いてしまうと気が散ってしまうのだとか。
英単語を覚える、みたいなシチュエーションではBGMは極力ひかえましょう。
はじめて聞く音楽をBGMにするのはNG
もし仕事中に初めて聞く曲(特に歌詞付きの)を「いい曲だな」思ったら、脳からドーパミンが出過ぎています。目の前の仕事より、その曲の方に集中してしまうのです。何か新しいことを学ぼうとしている時にドーパミンが出過ぎてしまうと、目の前のことへの集中力と興味が失われるということになりかねません。目の前のことより、今聞いた好みの音楽の方が快の感情をもたらすからです。 引用:脳科学が教えてくれる、仕事を邪魔しない「音楽の聴き方」 | ライフハッカー[日本版]
BGMには、耳なじみのある音楽を選ぶことも重要です。はじめて聞くような音楽をBGMとしていると、目の前の作業に集中できなくなるので、すでに何度も聞いているお気に入りの音楽をBGMにすることをオススメします。
それでも、どうしても新しい音楽で気分転換したいというときには、できるだけ歌詞の入っていないものを選ぶとよいようです。
オススメの作業用BGMサイト・サービスをご紹介
ここからはぼくが実際に使っている、作業用BGMサイトやサービスをご紹介します。
その日の気分などでわりとコロコロと変えて聞いていますが、基本的にどれもオススメです。ぜひお試しあれ。
YouTube
おそらく、一番たくさんの人に使われているであろうYouTube。
YouTube内の検索窓で「作業用BGM」と検索すると、それっぽいBGMがいっぱい出てきます。
ぼくもたまに利用するのですが、なにせ広告がうっとうしい。スキップするまでのあの5秒が許せない。
なので、「YouTubeにしかない音楽が聞きたい」なんてときだけ使うようにしています。
focusmusic.fm
純粋にBGMがほしいのであれば、ぼくはfocusmusic.fmをおすすめします。
“electronic(テクノっぽいBGM)””downtempo(ハウスっぽいBGM)””classical(クラシックっぽいBGM)””rain(雨の音っぽいBGM)”の4種類というシンプルなラインナップなので、すぐに作業にうつることができます。
しかも広告はなく、かつとぎれることなくシャッフル再生してくれるので、永遠に作業できてしまう…!
新しい音楽で気分転換したいけど、集中力は維持したいなんてときにもピッタリです。
Podcast
大量にあるファイルの名前を延々と変え続けるみたいなどうしようもない作業のときに利用したいのが、Podcastです。
もはや作業に集中したくないんだけど、手は動かさないと終わらないなんてときによきおともになってくれます。
Podcastは、簡単に言ってしまうとネットラジオです。ネット環境がある場所でダウンロードしておいて、オフラインで聞くなんてこともできるのでおすすめ。
地上波で放送していたものだったり、Podcast専用に録音しているものだったりと、そのラインナップは様々です。
ちなみにぼくがよく聞いているのは、「donguri.fm」、「ザ・ボイス そこまで言うか!」あたり。
Noisli
Noisliは、外の物音を再生してくれるサイトです。
(大阪は基本的ににぎやかな町なのでそんなことは万が一にもないのですが)「外が静かすぎて集中できない」というときにはよいでしょう。
ちょっとザワザワした環境のほうが集中できる、という人はチェックしておいて損しないかと。
AmazonPrimeMusic
ぶっちゃけこれだけでこと足ります。ここまで来て身もフタもないことを言ってごめんなさい。
AmazonPrimeMusicは、Amazonプライムのサービスの一つです。
100万曲以上の音楽が聴き放題なので、そりゃBGMなんかに困ることはありません。邦楽でも洋楽でも、なんでもござれ。
AmazonPrimeMusicは、Amazonプライムに登録することで利用することができます。
ざっくりとAmazonプライムを解説
Amazonプライムについて大まかに解説しておきます。
- 100万曲以上が聞き放題「Prime Music(プライムミュージック)」
- 映画、ドラマ、アニメ、全て見放題「プライムビデオ」
- お急ぎ便・日時指定が無料
- 容量無制限で好きなだけ写真を保存「プライムフォト」
- 会員限定先行のタイムセール
- Kindle端末が4000円引き
- Fireタブレットも4000円引き
上記のように、PrimeMusic以外にもこれでもかというくらいのサービスを受けることができます。
プライム会員になるには月額325円(年会費3,900円)かかります。が、ここまでたくさんのサービスがあると、ただただ破格です。
30日の無料体験もあるので、試しに登録してみてやめるということも可能です。
「知らない間に無料期間すぎてて会費はらわないといけないパターンかよ!」と思いきや、サポートに連絡して解約すれば返金があるのでその点も安心できます。
ちなみにぼくはAmazonStudentです
ちなみに、ぼくはまだ学生なのでAmazonStudentのほうに登録しています。
こちらは、「月額159円(年会費1,900円)」「6ヶ月無料」「書籍は常に10%オフ」というもはや意味のわからない設定になっています。
関連:大学4年生だからこそ登録したい、AmazonStudentのメリット
BGMでザクザク作業をすすめよう
いかがでしたか。あくまでぼくの場合ですが、これくらいBGMのサイト・サービスの種類があれば、まずBGMには困りません。
望みどおりのBGMをどこかしらから聞くことができるので、BGMに飽きて作業に集中できない…なんてことも全くないですね。ザクザクと作業がすすみます。
作業に集中できない!なにかしらのBGMをかけながら作業したい!というときは参考にしてみてください。