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都内で(ぼくが)好きな街ランキングのかなり上位にくい込んでくるのが、上野です。
- 美術館が多い
- 安くておいしいごはん屋さんが多い
- 歴史的建造物もあったりする
- のんびりと散歩できるルートもたくさん
おもにこんな理由でぼくは上野を気に入っているわけですが、また一つ好きになってしまいました。
その理由が今回おじゃました「珍々軒」という中華料理店。いや、ネーミングがベタすぎる。
「マンガかよ」みたいな中華料理店に来ています。机がななめ…。 (@ 珍々軒 in 台東区, 東京都) https://t.co/5XH8AH1VsE
— 黒田 剛司 (@ktsuyoc) 2016年10月30日
下町感がある上野で、安ウマな中華料理を楽しんできました。
店内は外(哲学)
のっけからかなり哲学なのですが、入店したはずが外にいるんですよね。
というのも、珍々軒はガード下(線路の高架下)のお店でスペースがそれほどないんです。そのため、外にテーブルを置かざるをえない状態になっています。
マンホールの上でも、店内。だれがなんと言おうと、店内。
入店すると、すぐに水が運ばれてきます。のどをうるおしながらメニューを眺めます。
ラーメンがラーメンの値段じゃない
外ということもあり、あったまるものが食べたいということでラーメンを注文。…ん?
ラーメンの値段が破壊的に安い…。ワンタンの値段はよくわからんがたぶん安い…。
都内だと1,000円を超えるラーメンを平気で出すお店もあるなかで、この価格設定。ちゃんとラーメンが出てくるのかちょっと心配になります。
結局、ラーメンとギョウザを注文。ちなみに、ギョウザは5つで450円でした。ラーメンが明らかに安すぎます。
下町感じる中華料理にほっこり
15分ほどでラーメンとギョウザが到着。透きとおったスープがなんとも美味しそう。具材はシンプルです。
ギョウザのタレは、自分でつくるスタイルです。酢と醤油とラー油をまぜまぜします。ラー油はたぶん自家製ですね。
で、肝心のお味はというと、昔ながらの味がなんともおいしい。
20年ほどしか生きていないので昔を語る権利があるのかはわかりませんが、今風のこってりマシマシラーメンと一線を画していることは確かです。ほっこりおいしいやつだ…!
ギョウザも具がぎっしりつまっていて、皮はもっちり。おかずというよりは、食事のようにしっかり食べるタイプのギョウザです。
身体の芯からあたたまるよいラーメン&ギョウザでした。下町情緒ある店構えと接客もなんともいい感じ。
アメ横とか上野公園とかの目と鼻の先なので、観光がてら訪れるにもぴったりです。
店舗情報
店名:珍々軒
TEL:03-3832-3988(予約不可)
営業時間:平日 10:00~23:00,日曜 10:00~20:00 (月曜定休)
マップ: