ちょっと懐かしい感じになってしまいますが、「好きなことで、生きていく」というYouTubeのコピーを覚えていますでしょうか?
『好きなことで、生きていく』ジェネレーターというツールがネットに落ちていたので、フリー素材で作ってみましたw
ユーチューバーと呼ばれる人たちが乱立した時期もあったほど、流行っていた時期もありましたね。いまは…どうなんでしょう…。
好きなことでかせげるのか、という議論には収集がつきませんが、「好きなことで、生きていく」という言葉についてはホントの部分もウソの部分もあるんですよね。
「自分が好きなこと=他人が好きなこと」になってる?
生きていく、ということはお金をかせぐこととほぼ同義です。つまり、「好きなことで、生きていく」ということは、好きなことでかせいでいくことと等しいのです。
そして、自分が好きなことでかせぐとしても、そこに他人が一切関係しないことは絶対にありません。
お金をかせぐという行為には、「お金を払うだれか」という他者がいないことには始まりません。
例えば、いくらアイスクリームを食べることが好きでも、ただ毎日アイスを食べているだけではお金がなくなるばかりです。
そのアイスを食べたときの感想を、YouTubeなりブログなりで発信することで、お金が発生する可能性は生まれますよね。
とにかく、自分が好きなことでかつ他の人が興味を持ってくれることを見つけないことには、生きていくことはできません。
自分が好き!というだけでは、「あーそうなんですね」くらいで終わってしまいます。自分のためだけにやるのは、ただの趣味でしかありませんからね。
その好きなことに希少性はあるか
さきほどの例えでいうと、「アイスが好き!」という人はたくさんいるんですよ。ぼくだってアイス好きです。
そこで、どれだけ希少性を出していけるかというのがキモです。自分ならでは、のことがあるかどうか。
アイスだったら、すでにあるものでいうとアイスマン福留の[コンビニアイスマニア]がありますね。
たかがアイスとはいえ、このレベルで極める必要があります。サイトもちゃんとしてますし、なにより情報が濃いw
ここまでいくと、好きなことで生きていくことはできるかもしれませんね。どれだけ徹底的にマニアックでいられるか、というのも一つ大切な要素でしょう。
「好きかどうか」という視点は常に持つべき
好きなことで生きていくかどうかは別として、今やっていることが自分の好きなことなのかという視点は常に持っていたいものです。
「イヤだなあ」と思いながらやっていることって、効率も落ちますし、上達も遅いですし、精神的にもよくないんですよね。
つまるところ、イヤイヤやっていてもいいことなんてないんです。
もちろん、今やっていることを好きになる努力は必要ですが、どうしても好きになれないことをガマンしてやる必要はないでしょう。
いま自分がやっていることは好きなことなのかどうか、一度考えてみてください。