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「Webデザイナーは稼げないって本当?Webデザインで稼ぐためのスキルは何なのか知りたい。」
と思っている方。こんにちは、現役Webデザイナーのくろぽん(@ktsuyoc)です。
結論を言えば、Webデザインは稼げます。ぼくはいまWebデザインとライティングをしていますが、2017年末には月144万円までいきました。Webデザインだけでも最高70万円くらいは稼いでます。
「じゃあ、Webデザインをやれば誰でも稼げるのか」というとそうではありません。実際、Webデザイナーの年収は240万円〜1000万円以上と差が激しいです。
当たり前っちゃ当たり前ですが、稼ぐために必要なのは”稼ぐためのスキル”です。Webデザインスキルとは全く別と言っても過言ではありません。
この記事では、Webデザインで稼ぐための考え方として
- 「ホームページ制作業界は稼げない」と言われ続けている
- 稼げるWebデザイナーになるためのスキル3つ
- Webデザインの利点はライフスタイルの自由度にある
を、お伝えします。
そこまで長くありませんし、最後に見やすいまとめを用意するので、まずはザッとチェックしてみては。
ちなみに今回の話はすでにWebデザインを身につけている人向けです。これからWebデザイナーになりたい方は「Webデザインの初心者がすべき勉強法はこれ!断言します【現役デザイナーが解説】」からお読みください!
「ホームページ制作業界は稼げない」と言われ続けている
「ホームページ制作業界は稼げない。どうせやるなら別の業界がいい」
あなたも上記のような話を聞いたことがあるかもしれません。
確かにウェブ制作の業界は稼げないと言われ続けています。が、個人的にはただの目安でしかないかなと。
Webデザイン業界の年収は240万円から。ですが、あくまで目安です
確かにWeb制作の業界では稼げないことも多く、がんばっても収入が伸びない話をよく聞きます。「【実録】フリーランスWebデザイナーの年収とは?収入を上げる&安定させる方法も解説」でも紹介していますが、日本においてWebデザイナーの年収は「240万円〜」です。
これだけ見るとWebデザイン業界は稼げないと思ってしまいますが、ぶっちゃけ「儲かっている人とそうじゃない人がいるだけ」かなと。ラーメン屋でもお客さんがたくさん来る店とそうじゃない店があるじゃないですか。ホームページ制作も一緒です。稼いでる人は稼いでます。
では、稼げるWebデザイナーになるにはどうしたらよいのか。次はWebデザインで稼ぐために必要なスキルを解説します。
稼げるWebデザイナーになるためのスキル3つ
稼げるWebデザイナーになるためのスキル3つはこちら。
- ビジネススキルをつける
- 圧倒的なデザインスキルをつける
- エージェントサービスで仕事をさがす
以下で詳しく説明します。
1. ビジネススキルをつける
「Webデザイナーなのに、なんでビジネススキルをつける必要があるの?(てか、ビジネススキルって何?)」
と思っている方もいるかもしれません。ここで言うビジネススキルとは
- 営業スキル:自分のデザインを売り込む力
- マーケティングスキル:お客さまが何を必要としているか考える力
- 会計・財務スキル:稼いだお金を守る力
など。特にフリーランスのWebデザイナーで稼ぎたい方にとっては欠かせないスキルです。
Webデザインは1つの”商品”にすぎません。いくらデザインができたところで、それを売るためのスキルがなければ意味がありません。そして、売上を立てたあとにそのお金を回すスキルがなければ、事業を継続して成長させることは難しいです。
詳しくは『note「ノンスキル・文系・コネなし新卒フリーランスが、独立8ヶ月で月144万円を達成するまでの全て」をつくりました』で解説しています。
2. 圧倒的なデザインスキルをつける
要するに著名デザイナーになったら稼げますよ、という話です。「この人に頼むしかない!」と誰もが思うレベルのスキルを付けることで、単価の高い仕事がガンガン舞い込みます。
とはいえ、圧倒的なデザインスキルをつけるには膨大な勉強量が必要です。ちなみに「【初心者向け】Webデザイナーにセンスは必要ない。断言します」で書いていますが、Webデザインにセンスは必要ありません。
Webデザインがめちゃくちゃ好きで一生してたい方はチャレンジしてもよいですが、「なんとなく楽しいからやってる」方にはおすすめできません。
3. エージェントサービスで仕事をさがす
「営業とかしたことないし、どうやって単価の高い仕事を取ればよいのかわからない…」という方はエージェントサービスを使うのがおすすめです。
エージェントとは簡単に言うと、自分の代わりに営業してくれる人を指します。仕事がもらえる代わりに報酬の何割かを紹介料として渡すのが一般的です。
ある程度のスキルが必要ですが、いますでにWebデザイナーとして仕事をしている方なら、収入アップはじゅうぶん可能かなと。
おすすめエージェントは「レバテックフリーランス」です。
エンジニア案件が多いですが、HTML/CSS、JavaScriptなどフロントエンドの仕事もあります。50万円/月くらいの案件が多く、案件によっては90万超えも…!
登録は無料なので、まずは自分に合う案件をチェックしてみては。
補足:自分の事業をつくる方法もあります
Webデザイナーとして、自分の事業をつくって稼ぐ方法もあります。例えば、ブロガー向けにブログのSSL化(セキュリティ強化)を提供するなど。
他にも、ホームページ開設講座やサイト立ち上げパッケージなど、自分のスキルを商品として売り出すだけでも収入アップは狙えるんじゃないかなと。
とはいえ、すぐにできるわけではないので、補足でお伝えしました。
次はWebデザインがもつ”稼ぎ以外のメリット”について説明します。
Webデザインの利点は「ライフスタイルの自由度」
ぼくはWebデザインの利点って「ライフスタイルの自由度」にあると思うんです。
ちょっと前に1ヶ月ほどヨーロッパをノマド旅してきたのですが、そんな中でもWebデザインの仕事は続けることができてました。
いくら稼いでいたとしても、現場にいなければならない仕事だと、1ヶ月まるまる旅をするのは難しいです。それがWebデザインなら実現できちゃうんですよね。
もちろん自由には責任がともないます。時差があったので朝5時からクライアントとミーティングした日もありました(笑)
が、気が向いたときに気が向いた国で仕事できるのは、やっぱり魅力的です。
- 春:日本
- 夏:ヨーロッパ
- 秋:アメリカ
- 冬:東南アジア
みたいな感じで、気候の良い時期だけ滞在するスタイルもできちゃいます。
逆に在宅で家から出ることなく仕事することも可能です。ぼくはわりと「旅→引きこもり→旅→引きこもり…」というサイクルで生活してます。
スキルをつけて稼げるWebデザイナーに!ライフスタイルの充実もお忘れなく
ここまで、稼げるWebデザイナーになるためのスキルについて紹介しました。
おさらいすると、稼げるWebデザイナーになるためのスキルは
- ビジネススキルをつける
- 圧倒的なデザインスキルをつける
- エージェントサービスで仕事をさがす
の3つです。
ですが、Webデザインのメリットである「ライフスタイルの充実」もお忘れなく。せっかく場所や時間にしばられず仕事できるんですから、自分なりのライフスタイルを実現しちゃいましょう。
ちなみにWebデザイナーが”稼ぎ続ける”には、将来を予想する力が大切です。Webデザインの将来性については「将来性のあるフリーランスWebデザイナーとは。現役デザイナーが経験談を語る」でまとめています。