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ぼくは現在千葉県の富津市金谷というところに住んでいます。
「まるも」というコワーキングスペースで実施されている、田舎フリーランス養成講座という合宿形式の講座に参加しています。
ウェブサイトを1から作れるようになったり、メディアの記事を書けるようになったりと、スキルが日進月歩でついている感覚があります。
今回はそんな講座の内容はおいといて、講座以外の暮らしで「いいなあ」と思ったことを書きます。
ここ富津市金谷での暮らしはとにかく丁寧なんです。
とはいえ「なにが丁寧なんだ。丁寧に説明しろ。」という感じだと思いますので、「1.時間 2.人 3.食事」の順に紹介しますね。
丁寧な時間の使い方
これは講座を受けているということもあるかもしれませんが、1日の時間を大切に生きている感覚があります。
まず、朝の起きる時間が早い。
毎日の講座自体は午前10時からなのですが、7時には起きています。朝の日ざしを十分にあびて目を覚まし、朝からしっかり講座を受けることができています。
授業のはじまる10分前に起きて大学に行っていたころとは大違いです。
そして、講座を受けたあとは基本的に自由時間なのですが、ずっと作業をしているわけではなく、海に行ってリフレッシュしたり、コーヒーを自分で淹れて飲んだりもできます。
そのおかげで効率が落ちることなく、時間を大切に過ごせている感覚があります。
1日じゅう引きこもって作業をして、結果としてそんなに進んでいなかったという現象が起きていた大学生活とは大違いです。
↑ まるもから徒歩3分くらいで出れる海岸です。浜風をあびてリフレッシュできます。
丁寧な人づきあい
まるもはコワーキングスペースということもあり、お仕事などでさまざまな方がいらっしゃるのですが、人づきあいが丁寧なんです。
お仕事をしている方といっしょに夕飯を食べることも多いです。
最初は「お仕事しにきてるのに…ごはんいっしょに食べちゃうんだ…」と少しとまどいましたが、いまではだれと一緒にごはんを食べれるのか楽しみになるくらいです。
普段の学校生活では聞けないような話をたくさん聞けます。
「本日は貴重なお話をありがとうございました!(就活生感)」と思うこともしょっちゅうです。
また、散歩や買いものから帰ってきたときに「おかえり~」といわれるのも非常によいです。
普段はひとり暮らしなので、家に帰って「おかえり~」なんていわれたときにはひっくり返ってしまいますが、こちらではあったかい気持ちになります。
何度も外出して帰ってきたいくらい、「おかえり」の安心感があります。挨拶は大事だなあと思います。
「ウェイ」だけで会話するお前宇宙人かよみたいな人づきあいの大学生とは大違いです。
丁寧な食事
田舎フリーランス養成講座は1ヶ月ほど泊まりこみなので、食事は自炊が多くなります。
朝と昼は各自で作ったり、たまのぜいたくで外食したりするのですが、夜は講座のメンバーが当番制でご飯を作ります。
つまり、夕飯では人のつくったごはんが食べれます。
人のつくったごはんってなぜか自分でつくったときよりおいしい気がするのはぼくだけでしょうか。とにかく幸せです。
そして、近所の方からのもらいものがあります。
しかも、買うとなると結構お高いんじゃないんですか?みたいなものも。例えば、産みたてホヤホヤう◯こつきの卵とか。
新鮮さはなににもまさるおいしさだと思います。
↑ う◯こつきの卵。うますぎ。
なにより、外食やコンビニで済ますことが減ったので、非常に健康的な食生活が送れます。しかも、お金もそれほどかからない。
朝おそく起きて朝食は食べずに1日2食かと思いきや夜食でラーメン食べちゃうみたいな生活を送っていた大学生活とは大違いです。
都会でも丁寧な暮らしはできる
「結局それって田舎だからできることなんじゃない?」と思われるかもしれませんが、都会でも丁寧な暮らしはできます。
朝早く起きて、まわりの人を大切にして、自分でごはんをつくって食べることは、都会でも難しくないはずです。
しかし、コストの面で考えると圧倒的に田舎の方が安いです。そして、田舎には丁寧な暮らしを妨げる誘惑がないという点でも有利です。
ただ、「都会より田舎のほうがいい」というつもりはありません。都会と田舎、どちらでも努力次第で丁寧な暮らしはできます。
それは、これから大阪にもどる予定のぼくが証明すべきことなんじゃないかなと思います。
まとめ
学校生活をしていたときと環境がかわり、丁寧な暮らしをした結果、「丁寧な暮らしいいなあ」となってしまいました。
雑な暮らしをしていたときよりも、日々の時間をしっかり噛みしめて生活できている気がします。しかも、以前より明らかに健康的になりました。
ぼくはこの暮らしを「田舎だからできたもの」として片づけたくないと思っています。どこに住んでいても丁寧に暮らす努力をするのは自分なのだなあ、と思います。
ついつい時間効率を求めたり、生活リズムを崩しがちな現代ですが、しっかりと日々暮らすことをめざしたいです。