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アルバイトのモチベーションは時給だと全く上がらない件

「バイトってなんでこんなにモチベーション上がらないんだろ…」

と思っているかた。そりゃあ、時給で働いていたらやる気なんて起こりませんよ。

ふつう、アルバイトを選ぶときには

  • シフトが自由に入れられる
  • (飲食なら)まかないが出るかどうか
  • なにより、時給はどうか

などの基準をもって面接を受けるはずです。

とはいえ、「いい時給のバイトないかなー」「最近時給あがったんだよねー」みたいなのって、センスないと思います。時給制ってモチベーションの上がりようがないじゃないですか。

働いた成果のぶんだけお金がもらえるほうが、スキルもつくし給料も高くなるしでいいことづくめだと思うんですけどね…。

「ガマンしていればお金がもらえる」はナンセンス

「バイトの時間さえ乗り切ると、お金がもらえるからガマンしよう…」

というのが、時給で働いている方の多くが考えていることかと。

「お給料はガマン料」とはよく言ったもので、働いている時間はとにかく耐えてお金をもらう考え方が、社会にしみわたっています。

しかし、仕事で大切なのは成果を生み出したかどうかであって、決して何時間たえることができたかではありません。

アルバイトならまだしも、これが一般の企業で起こってしまうと残業だいしゅきサラリーマンを量産することになります。仕事はガマン大会じゃないんですよ?

残業するとお金がもらえるのも無気力の原因だ

残業すればするほどお金がもらえる、残業代という制度も「長く働くとよりたくさんお金がもらえる」という点ではある種の時給制ですよね。

例えば守衛さんみたいな「会社に一定の時間いることが仕事」という人を除いて、多くの会社員は短時間でたくさんの成果を生み出すことを求められているはず。仕事は多くの成果を生み出すことが大切なんです。

クラウドワークスランサーズのように、無料で登録ができて、かつ仕事に対して対価が支払われるサービスはたくさんあります。こちらが本来あるべき仕事の姿なんじゃないでしょうか…。

しかし、残業をすると残業代がもらえるんですよね。なんだか矛盾していませんか?

たくさん成果を生み出すことが仕事の目的なはずなのに、長いあいだ働くとお金がもらえるのですよ。時間をかければ成果が出るんですか、と。

つまり、残業代は「就業時間内に終わらなくても残業代出るし、まあいいか。」という考えで働いてしまう、残業だいしゅきサラリーマンを増やす原因になっているのです。

結局、時給制では会社も人も幸せになりませんよね。

時給制にはムダが多い

仕事において大切なのは、あくまで成果です。働いた時間の長さではありません。

どれだけ働こうとも、成果が出なければ働いている意味などないのです。逆に言えば、短時間でも成果をきちんと出していれば働いた意味がありますよね。

仕事でなにかしらの成果を求められるときに、時給制は双方にとって不幸せです。雇う人は必要以上に賃金を払う必要があり、雇われる人は必要以上に時間をとられるのはハッキリしています。

よくあるのが、時間かせぎで仕事のスピードを落とすパターン。本来は1時間で終わるような仕事を、3時間かけてだらだらやってもなんの意味もないですよね。

働く側の時間も、会社側のお金もムダだと思いますし、なによりモチベーションの低い人間を生み出してしまいます。

時間給と成果給をうまく使い分けるべき

結論として、時間給は「この時間はここにだれかがいてほしい」という場合にだけ、支払われるべきお金です。なにかしらを成しとげなければならない仕事は、すべて成果給でOK。

「この時間はここにいてほしくて、かつある程度の成果を生み出してほしい!」

ということもあるかもしれませんが、そのときは時間給と成果給をセットで考えるとよさそうです。

それが仕事をする側のモチベーションとなり、会社側のメリットにもなる方法だと思います。アルバイトに関しても、時間給と成果給がセットになった給与タイプが必要です。

長い間ビミョーな日本経済のためにも、短時間で成果を上げることを意識させるように変わらなければなりません。