【青ヶ島レポ⑤】島を楽しむヒケツは「なにごともポジティブに」

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前回のおさらい~

青ヶ島を歩いて観光します。

壁のような階段の先にある「大里神社」でまずは旅の安全を祈願。

そして、島の内部にある、地熱釜でランチを楽しみ、地熱サウナでは島のかたとのふれあいを楽しみます。

大地と人のあたたかみがありがたい…!

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ヘリで帰りたい人生だった

旅の計画を立てていたとき、実はこの日で帰る予定をしていました。

しかし、青ヶ島にきてみてわかったのが、この日は船がそもそも来ない日だということです。我ながら無計画にもほどがありますねハハハ。

船が出ないなら、ヘリで帰るしか手段はありません。ひとまず、ヘリの予約をしにヘリポートへ向かいます。

ヘリの定員は9人。島に仕事で来ており、帰る日の決まっている人がたいていは事前に予約をしているので、今日も満員とのこと。

役場の方は、ヘリに乗る人それぞれの事情をある程度わかっているらしく、「今日はキャンセル出なさそうだね…」とシブイ顔をされます。

こちらとしては、そこをなんとか…という感じでしたが、思いは届かず。今日は島に残ることに。

島の最高峰「大凸部」へ

島から出れないものはしようがありません。楽しむしかない。

というわけで、まだ行っていなかった島の最高峰「大凸部(おおとんぶ)」へ。

「大凸部遊歩道」と書かれた看板の先の、「いや、明らかに登山道ですけど…」という道を進むこと20分。島の最高峰に到着です。

「どうせただの山頂からの景色だろう」と思っていましたが、なめていました。

大凸部からは、島全体が一望できるだけではなく、そのまわりの海まで360度ぐるりと見わたすことができるんです。

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眼下に広がる青ヶ島の全景と大海原。

すごく素直に「地球すげえ」と思ってしまいました。ふだん建物に囲まれた生活をしていると、なかなか思わないことですね。

船は出ず、ヘリには乗れずで気持ちは沈んでいましたが、「これを見ずに帰らなくてよかったな」と思わされました。本当に来てよかった。

島の元町長さんはかく語りき

夜は居酒屋で島の元町長さんと一緒になります。

「青ヶ島って村だよな?」と思いましたが、何度聞いても「元町長」だったので、元町長なのだと思います。ええ、元町長です。

島の現状や、島に伝わる話を冗談をまじえながら話す元町長さん。つい箸を止めて、お話を聞き入ります。

なかでも印象的だったのが、「東台所神社(とうだいしょじんじゃ)」の由来のお話。

昔、青ヶ島では月経になった女性は旅小屋という男子禁制の小屋に集められる風習があった。その小屋に女性を追って行った浅野さんは村人たちに厳しく咎められる。浅野さんは逆上して村人たち7人を殺し、そのせいで村人たちに生き埋めにされる。浅野さんが祟り神になることを恐れた村人たちは、彼を縁結びの神様としてまつるために東台所神社をつくった。

話を要約するとこんな感じでした。

ぶっちゃけ、浅野さんもむちゃくちゃ、村人もむちゃくちゃです。このほかにも、さまざまなお話をしていただきました。

まとめ

島からは出れなかったものの、むしろよかったように思いました。

絶景を見ることができて、島のかたの貴重なお話を聞くことができて、結局言うことのない一日になりました。

明日こそは船が出るようにと祈りながら、床につきます。

つづく

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黒田 剛司

福井県出身。千葉(金谷)在住。新卒でフリーランスになりました。物書きをしています。サイトも作ります。ブログ、メディア記事、サイト制作、企画、イベント運営などをやります。

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