若者に来てほしいという地域は、彼らの言い訳を考えるべき。

昨年ぼくが参加した「ふくいU・Iターンサマーキャンプ」が今年も開催されることになったそうです。

サイトに関しては「ぼくだったら控えめに言って3倍はキレイにつくるなあ。(つくらせてほしい…)」と思った次第です。お待ちしております。

コンテストの内容としては、県内外の大学生が集まって地域をよくするアイデアを考える的なもので、意外に出身も大学もバラバラなチームで5日間がんばることになります。

県外から来るという大学生も多く、福井に就職する気がなかったとしてもイベントとしては普通にオススメだったりします。

今年もおそらく宿泊費とか無料ですし、福井に来るよいきっかけなのでは。

ただ、このコンテストがU・Iターン者の増加という目的を達成するために最適かというと、そうでもないんですよね。

かく言うぼくも、コンテスト後の行政からのインタビューでは「ま、東京に就職するんですけどね。」と言い放ちました。

単発イベントの役割はなに?いつ効果が出るの?

ふくいU・Iターンサマーキャンプのような、地域活性化を目的としたイベントは各地で開かれています。

例えば、同じ福井県でも「鯖江市地域活性化プランコンテスト」とかは全国的に有名ですね。他にも探せば探すだけあります。

しかし、そのイベントの効果というのはなかなかわかりにくいものです。なんなら10年後くらいに「あのコンテストを始めたから、地域に人が増えだしたんだ!」とわかるかもしれませんし。

となると、単発のイベントはどのような役割を担っているのか?という問いにぶつかります。

主催者の自己満足でもよいというのならそれでもよいのかもしれませんが、やるからにはちゃんとやりたいものです。

何より単発イベントが「言い訳」になることはまあほとんどないんですよね。

どうやって言い訳させるかがキモ

コンテストに参加したところで言い訳にならないんです。逆にいえば、言い訳させることができればしめたもんです。

人口を増やしたい、若者を増やしたい、と本当に望んでいるのであれば、施策がただのきっかけになるだけでは弱いですよ。

「あー、これはどうしようもないわ。行くしかないわ。」と思うほどのことってなんだろう、と考える必要があります。地域の方との強いつながりとかはわりと大きな言い訳になりそうです。

地域の方との強いつながりという意味でいうと、単発のイベントではムズカシイかもしれませんね。どちらかと言うと、「ゆるい移住(こちらも福井県)」とかの方がよさそうです。

「都会には子どもが入れる保育所がない!田舎なら子どもを保育所に入れることができて、自分は仕事できる!」というだけで、十分な言い訳になる気はするんですけどね。

おそらく、移り住むまでの手続きなどのめんどくささが勝ってしまっているのでしょう。

地域の魅力はいったん形を整えるべし

「若者に来てもらえるといいねえ。」と言いながら、「いいところなんてなんにもない。だから、人が出ていくのはしょうがない。」と多くの田舎の人は言います。

ただ、まったくいいところのない場所というものはないんですよ。ものの見方や考え方を変えると、意外と魅力はすぐそこにあったりするものです。

いわば、見る人によってものごとの魅力というものは変わるのです。ただ地域の状況を見せるだけだったら、コンテストなんてしなくてもよいんですよ。

なのでもっと多くの人に地域の魅力が見えるように、いま魅力が見えている人が、その形を整える必要があります。

たとえば、このブログのように文章として形にすることもひとつの手段でしょう。

どう伝えるか、ということに関してはまだまだ鍛錬中ですが、ぼくに関しては日々アウトプットし続けるのみですね。壁打ち大事。

いずれは移住に関することとかやりたいですね。お待ちしております(笑)