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「ゼミをやめたいんだけど、就活はどうなるんだろう…成績も気になるし…」
と思っている方に向けて記事を書きました。
「ゼミって大学生っぽくて楽しそうだし、入ってみるか」と思ったものの、課題がおもしろくなかったり、メンバーが課題をやってこなかったりするんですよね。それでいて、時間だけはムダにかかる…。
そう思って、僕はゼミをやめました。
この記事では、
- ぼくがゼミをやめた5つの理由
- ゼミをやめたあとにやっていること
- これからゼミをやめたいと思っている人へ
の順に、ぼくがゼミをやめたことについてご紹介します。
ゼミは一般的な大学生の勉強だと思っていますし、大多数の大学生はゼミに入り、卒論を書いて大学を卒業します。
ですが、ゼミをやめたとしても道がないわけではありません。むしろ、ゼミしか道がないと思っているほうがキケンです。
それでは、まずはゼミをやめた理由からご紹介していきますね。
ぼくがゼミをやめた5つの理由
ぼくがゼミをやめる決断をした理由は
- 卒業までのルートができてしまったこと
- ゼミがお通夜状態だったこと
- 興味が変わってしまったこと
- 社会に出る前にチャレンジしたかった
- レールに乗って運ばれる恐怖もあった
の5つです。それでは、詳しくいってみましょう。
1.卒業までのルートができてしまったこと
ゼミを受講していると、学生生活のうち2年くらいはスケジュールが決まってしまいます。
2年の終わりにゼミを受講し、3年の夏にはゼミ合宿をして、就活をはさみつつ、卒論を書き、卒業旅行をして、晴れて卒業です。
いや、晴れてねーよ!ぜんっぜん晴れてない!
そんな決まりきったことを淡々とこなしていくために、大学に来たわけじゃないでしょ。大学は単純作業のアルバイトじゃありませんからね?
いままで経験したことないようなことを、大学を出るまでにとにかくいろいろやりたいです。
(ちなみに今までは、虫を食べたり、韓国で居候したり、山の山頂の岩の上で野宿したり…などの悪行を繰り返していました。)
やはり、大学生だからできることはありますし、大学生だから多めに見てもらえることもあります。大学生をしてみて、大学生という肩書の強さを知りました。
そして、大学生だからこそ、もっといろいろできると思っています。そんな大学生活の卒業までのルートが、いつの間にかできてしまっていたことに対して、どうしても我慢できませんでした。
2.ゼミがお通夜状態だったこと
ゼミというものは、「ふつうは」学生で議論をして論文なり本なりの理解を深めるという活動が多いです。しかし、学生が話さないとどうなるか…。
お通夜になります。チーン。
議論を進めようにも教授以外は口を開かない。まさに「えっ、誰か死んだの?」状態です。
ぼくは「この状況を変えるよりは環境を変えたほうが早い」と思いました。他人を変えるより、自分を変えたほうが早いんですよ。
以前は、どんな環境にいても自分のがんばり次第で結果は変わるという考え方でした。
しかし、とあることで周囲の環境が自分に与える影響力を知り、ぼくは環境も変えるべきだと思ったら積極的に変えることにしました。ゼミをやめたのは、そのためです。
3.興味が変わってしまったこと
ゼミに入った当時はそのゼミの研究内容に興味があったのですが、1年もたつと人間の興味は変わります。ぼくの場合は大きく変わってしまいました。
つまるところ、ゼミでやっている研究内容が全く面白くなくなってしまったんですね。
結果として、なぜゼミで勉強をするのかという問題に直面してしまい、あつかう内容に興味がないのでゼミをやめる、と言うかたちとなりました。
専門的な内容を学ぶにもかかわらず目的意識がないのであれば、そんなものやめてしまったほうがマシです。
短期的に物事を見すぎている気もしますが、「選択と集中」だと思ってやめました。大学の勉強が全てではありませんし、他にやることがあればいいんじゃないかなと。
4.社会へ出る前にチャレンジしたかった
ぼくは勉強が嫌いだからやめたわけではありません。自分で言うのもあれですが、むしろ勉強は好きな方だと思います。
しかし、学問を極めることが目的のゼミはやめてしまいました。社会へ出る前に、もっとチャレンジしたいんですよね。
あと何ヶ月学生として生きることができるのか、そろそろカウントダウンに入ってきたと自覚しています。
社会に出なければならないときが、刻一刻と近づいてきています。その前に何ができるかを考えて、結果としてゼミはやらないという選択をしました。
5.レールに乗って運ばれる恐怖もあった
就職活動が本格化しはじめ、どこか流れに乗ってしまっている状態が怖かったということもあります。
レールに乗ったまま、いつの間にかサラリーマンという製品になってしまう、と恐怖を覚えたのかもしれません。
結果として、普通の大学生が通る道からは少し外れました。
しかし、知識や経験などを自分の血肉にすることは今まで以上にしなければいけません。
「知識や経験を身につけなくても、レールに乗っていればいい」という考えにならないのは、道を外れたことで得したことですね。
というわけで、ぼくがゼミをやめた理由を
- 卒業までのルートができてしまったこと
- ゼミがお通夜状態だったこと
- 興味が変わってしまったこと
- 社会に出る前にチャレンジしたかった
- レールに乗って運ばれる恐怖もあった
の順にご紹介しました。
次は、ぼくがゼミをやめてからやっていることをお伝えします。
ゼミをやめてからやっていること
ゼミをやめたから楽になったかというと、むしろイバラの道を歩むことになったのかもしれません。
就活のネタとして、ゼミを話せなくなりました。他の学生と共通する話題も減りました。
なので、今まで以上に時間を惜しみつつ、日々ゴリゴリと進んでいかねばなりません。
ゼミをやめてからは、
- Webサイト制作の仕事
- ライターの仕事
- プログラミングの勉強
など、自分のやりたいことを深めています。
むしろ、ゼミをやめてからのほうが勉強してる気がしますね…。
サイト制作やライターの仕事は「クラウドワークス」から獲得
ちなみに、お仕事はクラウドワークスで獲得しています。全くの初心者でしたが、意外とお仕事をもらえるものです。ぶっちゃけ、最初は驚きました。
ライティングのお仕事であれば、だれでも比較的カンタンに仕事がとれますよ。ぼくも最初はライティングから仕事をはじめましたし。
アルバイト代わりにもなるので、「どんな仕事があるんだろう…」と登録してのぞいてみるのはありですね。登録料は無料なので、試しに登録してみてもよいかと。
「バイド以外の手段で稼ぎたいけど、そんなスキルはない…」という方には、スクールでスキルをつけてそのまま学生フリーランスとして仕事を取る方法があります。ぼくも実はこの方法を取っていました。
特にWebデザインはプログラミングに苦手意識がある方でも取り組みやすく、おすすめです。スクールについて詳しくは「【2018年版】おすすめのWebデザインスクール比較ランキング9選!初心者も迷わない料金・内容まとめ」で紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。
プログラミングなら「テックアカデミー」か「コードキャンプ」
サイト制作など、プログラミングをガッツリ学べば、それこそ一生モノの知識になりますね。
Facebookの元役員をしていた方が、こんな言葉を残しています。
「プログラミングを学ぶのなら、生涯仕事に困らないことを私が保証しよう。」
プログラミングは「生涯仕事に困らない」と言わせるほどまでにパワーのあるものなのです。時間のある学生時代だからこそ、学んでおくべき。
プログラミングを学ぶのであれば、TechAcademy [テックアカデミー]やプログラミングのオンラインスクールCodeCampあたりで学びたいところ。
どちらもオンライン上で勉強できるので、近くに教室がなくても問題なし。
なので、これらのスクールであればプログラミングを「いつでも・どこでも」学べて、しかもその道のプロから教えてもらうことができます。
無料の体験講座もあるので、試しに受けてみても損はしません。
プログラミングを学んで、クラウドワークスで仕事すると元はすぐに取れますよ。
結局、自分が学びたいことを学ぶのが一番なんですよね。合わないと思ったことをいつまでもやっていると時間がもったいないです。
追記:大学を卒業してからやっていること
ゼミをやめ、卒論も書かない大学生活も、ついに卒業のときをむかえました。
結果、新卒でフリーランスになることに。
大学生全員に「ゼミをやめろ!新卒でフリーランスになれ!」と言う気はありません。
が、自分でしっかり考えて、自分が納得する結論を出すべきというのは言い切れます。
- 全員がゼミに入って
- 全員が新卒で就職して
- 全員が定年まで同じ会社で働く
というのは、違和感しかありませんよね。
それって、考えることを放棄してない?思考が止まってない?と思いませんか。
この記事を読んだかたが、自分のアタマで考えて、自分なりの結論を出せることを願っています。
「就活する予定だけど、どうしたらいいんだろう…」と思っている方は「就活で楽になりたいなら、短期集中でやるべき。ダラダラしないための方法を具体的に紹介します。」を参考にしてみてください。