従順な人材を求める企業への就職は「自分ロボット宣言」

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先日のnote「御社の会社説明会がつまらなすぎるので、改善案を出してみた」について、Twitterでこんなコメントをいただきました。ありがとうございます…!

学校がつまらなかったり就活服が暑苦しかったりするのと同じで、単なる従順さのシグナリングだと思うけどね。 あなたは従順ですか?会社の方針に従いますか?と面接で聞いて回るより、つまらない説明会を連日やったほうがよほど効果的。

 

会社の一員としての必要条件は「従順さ」

コメントにもある通り、就活がつらいのは「これからつらいことがたくさんありますけど、それでもあなたは御社に入社したいですか?」という企業からのメッセージともとれます。実際、「仕事つらいわ~」という社会人の方が圧倒的多数を占めているのは、明らかです。

「たとえこれからやる仕事がつらくても、それでも辞めずに頑張ります!」という人材しか企業はいらないのです。「つらいからやーめた」と簡単にやめてしまう事態を、企業はなんとしても食い止めたいのです。それほど、採用活動や人を雇うことにはお金がかかるのです。

 

「従順さ」の大量生産は間近

では、ぼくたち就活生はひたすら従順であればよいのでしょうか?少なくともぼくはそうではないと思います。なぜなら、「従順さ」は簡単に代わりを用意することができるからです。 そして、一説によるとその「従順さ」はあと10年ほどで大量生産される可能性が高いそうです。

コンピュータやAI(人工知能)、ロボットによって、現在ある仕事の約半分がなくなるという主張をしている論文があります。そのなくなる可能性が高い職業のなかには、レジ係やオペレーター、案内係など従順であることが求められる職業が多いです。

 

従順な人材の価値は…?

仮に、就活で内定をもらうための必要条件が「従順さ」であるとします。リクルートスーツをきっちり着て、つまらない説明会を寝ずに聞いて、面接ではその会社の一員として従順にはたらくことを誓う。結果として、従順な人材として内定はゲットできるでしょう。

しかし近い将来、従順でかつ安価な労働力としてAIロボットがあらわれたときに、従順な人材になんの価値が生み出せるのでしょうか。少なくとも、ぼくにはなんの価値もないように思えます。ぼくが会社の社長だったとしても、人ではなくロボットを使うと思います。ロボットのほうが安価で、24時間働くことができて、かつ従順。使わない手はないでしょう。

 

まとめ

結論として、従順な人材の価値はどんどん小さくなっていくでしょう。しかし、就活では従順さが求められるというジレンマが現在の就活市場には起こっていると思います。ガマンすることを美徳とする日本人の価値観とでもいうのでしょうか。

素直に従うのも一手だとは思いますが、ぼくは少しでも妥協点を見つけたいと考えています。「従え!」といわれて従うのは簡単かもしれませんが、それではぼくは思考停止だと思いますし、なにより自分の人生を歩んでいません。あたりまえですが、自分の人生は自分のものです。

あなたは自分ロボット宣言をしますか?それとも人間のままでいますか?

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黒田 剛司

福井県出身。千葉(金谷)在住。新卒でフリーランスになりました。物書きをしています。サイトも作ります。ブログ、メディア記事、サイト制作、企画、イベント運営などをやります。

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