ゴールデンウィークがヒマじゃない人にも読んで欲しい本5選【小説編】

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4月ももう終わり、そして5月に入るとゴールデンウィークに突入ですね。有給休暇を使って連休をのばす会社員のかたも多いのではないでしょうか。

一部の大学生は、「今週はしゃーない。」という謎の理由で授業をゴニョゴニョして連休をのばします。ちゃんと卒業しような…。

そんなゴールデンウィークですが、予定のある方もない方もいらっしゃると思います。ゴールデンウィークは予定でいっぱい!という方にも読んで欲しいくらいオススメの本をまとめました。

今回は小説にしぼって紹介しています。小説好きにも、そうじゃない方にもオススメの5冊ですので、ぜひともページをめくってみてはいかがでしょうか。

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『猫を抱いて象と泳ぐ』 小川洋子

博士の愛した数式』という本が映画化されたことで有名な、小川洋子さんの名著。

「盤下の詩人」と呼ばれた伝説のチェスプレイヤーの、静かでささやかなエピソードがつづられています。じっくりと言葉を噛みしめるように読みたい一冊です。

なにより、言葉の選び方が秀逸です。巷では速読がよしとされる風潮がありますが、ぜひとも一言一言を味わってほしいです。

『黒冷水』 羽田圭介

スクラップ・アンド・ビルド』が芥川賞を受賞したことが記憶にあたらしい、羽田圭介さんのデビュー作。

「黒・冷・水」のタイトルのごとく、どす黒く、冷たい水のような兄弟げんかが描かれている一冊です。驚きなのは、これが17歳の書いた文章であるということです。しっかり賞ももらっています。

圧倒的な描写力で、社会の淵を見ているかのような感覚に陥ってしまう作品です。展開のスピード感にも注目。

『深夜特急』 沢木耕太郎

旅好きには言わずと知れた全6巻の有名シリーズ。著者の実際の旅行が題材となった、紀行文です。ツアーを組んで行くような「海外旅行」の話ではなく、完全に「放浪」の話です。

海外ツアーで「思わぬ長居をしてしまう」なんてありえませんよね。この本では、長居しまくりです。アジアからふらふらとヨーロッパを目指します。

旅がそれほど好きではない人も、ひとたび読めば旅をしたくなるような名作です。これもオススメ。

Amazonのレビューでは、

私もこの本で、会社を辞めてアジア放浪に出かけました。

という書き込みがあるほどです。本当に強力な魔性があるので、突然旅に出ないように気をつけてください。

『夜の果てまで』 盛田隆二

こちらはこれまでと打って変わって、恋愛のお話です。しかも、大学生と主婦の不倫です。

ぼくも大学生なのですが、友人が不倫しているような感覚で読んでいました。

主人公は、ことごとく絶対に行っちゃいけないほうに進んじゃうんですよね。読んでるぼくも「あちゃー」と思いながらもページをめくる手が止まらないといった感じです。

『夜の果てまで』というタイトルどおり、どこまでも深みにはまっていく男女の人間模様をかいま見ることができます。にんげんだもの。

『世界から猫が消えたなら』 川村元気

こちらはもう少しで公開の映画『世界から猫が消えたなら』の原作です。ゴールデンウィーク後に公開なので、いまのうちに読んでしまいましょう。

余命わずかと宣告された主人公の、「世の中から何かひとつを消すと、代わりに1日命をのばすことができる」という悪魔との取引を通じた心の移り変わりを描いた小説です。

ちょっとファンタジーな日常が平易な言葉で書かれており、あっさり読めてしまう一冊です。それでいて、死生観や人間の心理について考えさせられるような良書です。

まとめ

ゴールデンウィークが迫っていますが、ヒマな人はもちろんヒマじゃない人にも読んで欲しい小説をまとめました。

どれも一度は読むべき一冊となっています。

普段は小説は読まないという方も、これを機会に小説の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

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黒田 剛司

福井県出身。千葉(金谷)在住。新卒でフリーランスになりました。物書きをしています。サイトも作ります。ブログ、メディア記事、サイト制作、企画、イベント運営などをやります。

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