「疲れてるけどがんばる」人がそんなに大したことない理由。

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いるんですよね、疲れているのにがんばっちゃう人。なんだろう、「がんばってるオレかっこいい」みたいなあの感じ。

疲れているなかでもうひとふんばりできることは、特定の場面では重要かもしれませんが、常に「疲れてるけどがんばる」という人はそんなに大したことないです。

どこかのスーパーサラリーマンじゃありませんが、20代で家が建って30代で墓が立つようながんばり方は、得策ではありません。

ヘトヘトになりながらがんばる人がえらいって、ちょっとズレてるんじゃないかな…。

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世界一のプロゲーマーはかく語りき

最近のマイブームなんです。プロゲーマーのウメハラ氏の本。この人はマジですごい。

「目標は低いほどいい」「勝負に感情はいらない」「技術より“視点”が大事」……14歳で日本一、17歳で世界一。20年間勝ち続ける「世界一プロ・ゲーマー」ウメハラが語る、究極のプロ論。

若い頃は「疲れたなんて思うのは悪だ」「疲れていても、そこで頑張れるのが強者だ」そんなふうに思っていたような部分があった。これは、とんでもない間違い。人間は、疲れる。その当たり前の事実を、本当には分かっていなかった。体調が100%の、理想の自分を前提にして物事に当たるのは良くない。そんなでき過ぎの自分を基準にすると、背伸びをしてしまい、それが適度な遊びを生む余裕まで奪ってしまう。

今の僕は、自分がどれくらい疲れているかを常に確認するようになった。それで疲れを感じれば勇気を出してきちんと休むことも厭わない。

疲れているとすべてが雑になる。頭がさえないから、良いアイデアが浮かばない。視野が狭くなり、気持ちにも遊びがなくなっていく。結果で不調をチャラにするような気持ちになってしまい、安易な勝ちに向かうことになる。

疲れたときの頑張りが、苦労の割に役に立たないことは知っておいてほしい。疲れているときはきちんと休んで、体調を整えること。真剣に取り組むのであれば、正しく休むことも取り組みの大切な要素になる。長く安定して続けられるやり方なくして、継続的な成長はないのだから。

大御所になりたいのか、一発屋になりたいのか

何年も、何十年も表舞台に立ち続ける大御所と呼ばれる芸能人と、一気にドカンと売れて、それで終わりのいわゆる一発屋と呼ばれる芸能人との違いは何でしょうか?

しっかり休んでいるかどうか、というのは一つの指標な気がします。しっかり休んで、そして次の作戦を寝る。それが大御所でしょう。

逆に一発屋は、常に全力で一つのギャクに取り組みます。ギャクの賞味期限とか、今後の方向性とかを考える余裕もなく、とにかく来る日も来る日もおんなじギャクをやり続けます。

正しく休むかどうかというのは、継続的に成果を生めるかどうか、という点に直接的に関わってきます。

一発屋になりたい、というのであれば疲れても頑張っていればよいでしょう。しかし、大御所になりたいのであれば、しっかり休むことが必要なのです。

「疲れてもがんばる」人はそんなに大したことない

徹夜でがんばって考えたところで、大した成果は出ません。むしろ寝たほうがよいアイデアは浮かびます。

「徹夜までしたのに、成果が出なかった…。」という人はちょっと考え方を変えたほうがよいでしょう。徹夜をしたから、成果が出なかったのです。

しっかりがんばるためのがんばりが足りなかった、ということです。きちんと休むことが、しっかりがんばれるためには非常に重要なのです。

疲れてもがんばる美学というのは確かに存在しますが、しょせんは美学です。結果が出るやりかたをしましょう。

ウメハラ氏の本はいろいろと読みあさりたいですね。ちきりん氏との対談とかも面白かったです。

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黒田 剛司

福井県出身。千葉(金谷)在住。新卒でフリーランスになりました。物書きをしています。サイトも作ります。ブログ、メディア記事、サイト制作、企画、イベント運営などをやります。

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