記事内に広告を含む場合があります。
東南アジアで夜行バス!?大変そう…と思うかたもいらっしゃるかもしれません。
が、ミャンマー国内を移動するなら夜行バスが一番「安くて快適」です。飛行機とか使えるなら話は別ですが…。
数百円の差でサービスに雲泥の差がでるので、ぜひVIPバスをおすすめします。
耳栓など多少の工夫が必要ですが、じゅうぶん利用できるサービスでしたね。
ミャンマーのおすすめバス会社
意外や意外?ミャンマーにはたくさんのバス会社があります。
個人的には1社か2社くらいだろうと思っていたので、びっくりしました。
ただ、快適に旅行するにはちゃんと選ばないといけないようで。ネットにたくさん情報がのっていますが、
- JJ Express
- Elite
このあたりがオススメ。ミャンマーの人にも言われました。
これらは「VIPバス」と呼ばれるたぐいのバスなのですが、日本人感覚だと値段は庶民派。
実際ヤンゴンからバガンへ向かうときに Elite を使ったのですが、1100円くらいでした。
Elite 実際の車内はこんな感じ
Elite に乗ってみた、実際の車内です。
最前席だったのもありますが、身長187cmの男性が乗っても広々です。
席に備え付けのモニターがあって、映画やらゲームやらを楽しめます。日本語モードもありました。
アナ雪(英タイトル:Frozen)とか、カンフー・パンダとか、わりと有名な映画もありました。
ゲームはエラーが多かったです。がんばれw
車内サービスも充実
車内には添乗員さんが一人いて、お菓子やらコーヒーやらを配ってくれます。
Elite に限ったことしか言えませんが、車内には以下のサービスがありました。
- 500mlの水
- エチケット袋
- コーヒー(激甘)
- お菓子(激甘)
- 歯ブラシセット
- ブランケット
1,100円ほどにしてはかなり充実したサービスでしょう。
快適さをこれ以上もとめるなら飛行機ですが、スカイスキャナーで調べたところ最安でも夜行バスの10倍でした…。
夜行バスに乗るさいの注意点
想像以上に快適で、かつお手ごろ価格の夜行バスにも、注意すべき点があります。
バスのチケット売り場が見つけにくい
ヤンゴンで夜行バスのチケットを買うとなると、この3つの手段になるんじゃないかと。
- ヤンゴンの中央駅で買う
- その辺にあるチケット売り場で買う
- 泊まっている宿のスタッフに頼む
とはいえ宿のスタッフに頼むと手数料を取られるため、やや高くなるでしょう。
で、チケット売り場を探すことになるのですが、これがまた見つけにくい。
ぼくはその辺にあるチケット売り場を探したのですが、なにせ、ほぼビルマ語。
ヤンゴン中央駅のほうも、ほとんどビルマ語表記なようです。
迷うことを前提に、時間に余裕をもってチケットを探しましょう。
チケットはちゃんと窓口で買う
チケット売り場を探していると、8割の確率でおじさんがついてきます。
んで「バスチケット?」とか聞かれます。まあ、「イエス」と答えますよね。
ミャンマーには本当にいい人が多くて、チケット売り場まで連れて行ってくれます。
そして、いつの間にか全ての手続きをすまそうとしてきます。ここで「ちょっと待って、なにしてんすか」と言いましょう。
どういうことかというと、先ほどのおじさんは「旅行者から手数料とりたいおじさん」だったのです。
ミャンマーにはいい人が本当に多いのですが、いい人のふりをしたずる賢い人も中にはいます。
売り場までつれてきてくれたおじさんには感謝を伝えつつ、チケットはちゃんと窓口で買いましょう。
貴重品はカギのかかるカバンにしまう
ここからはバス車内での注意点です。
当たり前ですが、貴重品の管理はちゃんとしましょう。できればチャックなどにカギをかけることをオススメします。
「いくらカギをかけてもナイフでカバン切られたら一緒じゃん」と思うかもしれませんが、ちゃんと自衛してるんだぞアピールをするだけでも違いますよ。
自分が盗むとして(盗みませんが)、なんにも対策してない人と対策してるっぽい人と、どちらを狙いますか?という話です。ぼくなら前者ですね。
ダウンジャケットは必携!
人間の鮮度を保つためにやってんのかな…というくらいミャンマーの夜行バスは寒いです。
パーカーなんて生ぬるいもんでは一夜を明かすことは難しいでしょう。
松岡修造も凍えるレベルで冷房が効いているので、ダウンジャケットを持っていくと安心です。
ユニクロのウルトラライトダウンが安くて軽くておすすめ。
耳栓も必携!
ミャンマー人の運転にはクラクションというスパイスは欠かせません。というくらい彼らはクラクションを鳴らします。
日本だと本当に危ないときしか鳴らさないのがクラクション。
ですがミャンマーでは「ちょっと追い越すで〜」くらいのときでもププー!と思いっきりクラクションを鳴らします。
当然、それは夜行バスでも同様です。
あとは、爆音で音楽が流されていたり、ドラマが一晩中(こちらも爆音で)流されていたりします。
ミャンマーの夜行バスでは、耳栓は必ず持っておきたいアイテムです。
夜行バスをうまく使って、安く・快適な旅を
夜行バスを上手に使えば、ミャンマー国内を安く・快適に旅行することができるでしょう。
海外の夜行バスは日本人にとって不慣れな環境かもしれませんが、うまく利用して快適に安く旅行したいものですね。