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ミャンマーの「バガン」という都市での観光をまとめました。
その昔はパガンと呼ばれていたそうですが、現在はちょっとだけ呼び方が変わっています。
ちなみにカンボジアのアンコール・ワット、インドネシアのボロブドゥールとともに、世界三大仏教遺跡の一つとされています。世界的にも有名なんですよ。
詳しい歴史とかはWikipedia先生におまかせして、写真を中心にお伝えできれば。
庶民の旅行を楽しむなら:ニャンウー村
安いゲストハウスやホテルが立ち並び、安くておいしい食堂・レストランが多く、「庶民の味方」な村がニャンウーです。
バスステーションが近いので、他の都市に行きたいときにも便利。
まずは自転車を借りましょう。e-bike(電気で走るバイク)でもいいですが、自転車で十分かと。
ぼくの借りたお店はギアなし150円、ギアあり200円って感じでした。たぶんどこのお店もよく似た値段でしょう。
ちなみに、1日じゅう借りてこのおねだん。庶民にやさしい。
散策や買いものを市場で
地元のかたと観光客でにぎわっている市場もあります。生鮮食品が豊富な印象で、フルーツとか買うとよさそう。
有名じゃないのにおいしいレストランも
ほかの村と比べると安くておいしい食堂が多く、滞在するには最適です。
この(たぶん)空芯菜炒めおいしかったなぁ…。
どう調べても食堂の名前が出てこないので、せめて写真でも。ローカル食堂だったのかな。
Eden Motel(イーデンモーテル)というゲストハウスからオールドバガンに向かって歩いていくと右手にあります。
ニャンウー最大の仏塔:シュエズィーゴォン・パヤー
遺跡っぽいものは少ないのですが、シュエズィーゴォン・パヤーは一見の価値あり。
余談ですが、「あんた日本人でしょ。こっちにすげーブッダあるんだけど、見る?」と言われてついていったところ、ものの数分で500円くらいふんだぐられました。
ミャンマーの人は日本人を見抜くスキルがずば抜けているので、気をつけましょう。そんなにすごくないブッダでしたし。
「ニャンウー→オールドバガン」の道中あれこれ
宿泊していたニャンウーからオールドバガンに向かうさいにも、あちらこちらに仏塔や寺院があります。
平原に名も知れぬ仏塔が乱立していて、「もしかして無計画にたてちゃった…?」と思わざるを得ないほど。
雑に選ばれた王様の寺院:ティーローミィンロー寺院
中でもドカーンと大きな寺院がティーローミィンロー寺院になります。
「お父さんがたおした傘が向いたほうにいる息子を次の後継者にする」という、なんともまぁ雑な選び方で王位を継承した「傘の王(ビルマ語でティーローミィンロー)」の寺院です。
城壁に囲まれた遺跡群:オールドバガン
オールドバガンでは「これぞバガン!」という景観をおがむことができます。
保護区に指定されているため、ホテルやレストランは少なめです。が、あることにはあるので問題ないかと。
タラバー門を通り、城壁の中へと向かいます。
バガンを一望するなら:シュエグーヂー寺院
最初はシュエグーヂー寺院から。テラスに登ることができるので、地平線まで広がる仏塔の群れがおがめます。
おみやげ屋のお姉さんが無条件でガイドしてくれました。その代わりにハンドメイド漆器をお買い上げ。
おみやげ屋のお姉さんと話していると、その隣のおみやげ屋のお姉さんにも売り込みをされたので、無限ループになる前にいそいそと出ました。
ひんやり(あんまり印象が…):ゴドーバリィン寺院へ
んで、ゴドーバリィン寺院へ。ひんやりしてました。
バガンに行くなら必見:アーナンダ寺院
からのアーナンダ寺院。評判の通り、アーナンダ寺院は他と比べても美しく感じました。
ミャンマーの寺院や仏塔は基本的に裸足で入らないといけないのですが、修繕してる人たちもちゃんと裸足なのには驚きましたね。
日本人からすれば信じられませんが、竹の足場に裸足で作業してます。
しかも、かなり大声で歌いながら(地味に美声)。
「比較的」新しい集落:ニューバガン
お次はニューバガンです。
オールドバガンが保護区に指定されたときに、住人たちが移住したのがニューバガンです。移住といえば聞こえはいいですが…というやつ。
「比較的」新しい集落のはずなのですが、じゅうぶん田舎です。
ミャンマー最古の壁画を:グービャウッヂー寺院
ニューバガンのお目当ては、ミャンマー最古とされる壁画が残っているグービャウッヂー寺院。
中は撮影禁止なので、壁画の写真はありません。あしからず。
お坊さんがスマホで写真を撮ろうとしていましたが、おばあちゃんに怒られていました。
急な階段に注意:シュエサンドー・パヤー
どちらかと言うと、オールドバガンよりですが、シュエサンドー・パヤーへ。全力の傾斜です。
で、急な階段をのぼると、バガンの全景がおがめます。ほんとはもっと暮れてからのほうがキレイだそうな。
1日あれば自転車で全部まわれます
これらのスポットをまわるだけなら、まる1日あれば十分です。しかも自転車でオッケー。
e-bike(イーバイク)という電気で走るバイクを貸してもらうこともでき、それだと1日かからないでしょう。
が、自転車のほうが安いです。1日200円やそこらです。それに、運動になりますし。…かなり。
汗をかくでしょうから、水分はお忘れなく。とはいえレストランや売店でペットボトルの水が売っていますので、大丈夫かと。