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ぼくが読書を好きになったときの、たった一つのきっかけ

いまでこそ週に最低1冊は本を読むようになりましたが、昔のぼくは本を読むのがそんなに好きじゃなかったんですよね。
教科書でたくさん字を読むのに、なんでそれに加えて本なんて読まないといけないんだと。

ただ、ある瞬間をきっかけに「あれ?読書って楽しいんじゃないか?」と思うようになりました。

それが、親しい人に本をすすめられたときだったのです。これいいよ、といわれたその一冊を読んだときに、読書の楽しさにめざめましたね。

今回は、そんなお話です。

「本ってなにがおもしろいの…?」

大学に入るまで、ぼくには本の面白さがわかりませんでした。マンガなら、まあ、読むけど…くらいな感じです。活字はちょっといいです、みたいな。

実際、高校生のときはバレーボールをしていたこともあり、一番読み込んでいたのは「月刊バレーボール」という雑誌でした。

とは言っても、写真をパラパラとみるような読み方で、文字はほとんど読み飛ばしていました。

雑誌って細かい文字がミッチリ書いてあるじゃないですか。あんなの読んでたら1日終わるわ!って感じでしたね。

親しい人にすすめられた本はテンションが上がる

とまあ、そんな感じで本を好きになれないまま、ぼくは大学生になりました。

大学生って例外なくヒマじゃないですか。すると、高校で仲がよかったぼくの友人たちが、しれっと読書をはじめだしたのです。

そして、ぼくに対してあれがおもしろいこれがいい感じだと言ってくるのです。そんなこと言われたら気になってしまうのが人間というもので、試しに読んでみるわけです。

そうすると、「あぁ、アイツはこういうことをおもしろいと思うのか。」みたいな。友人たちのアタマの中をのぞきこんでいる気分になるのです。

別に友人の考えをすべて理解するわけではありませんが、なんとなくこんなことが好きなのか的なことがわかってきます。

「友人の新たな一面」のようなものを発見した気分で、テンションが上がるというわけです。

人のアタマをのぞくのが、本の醍醐味

よくよく考えてみると、本というのは作者のアタマの中をのぞきこんでいるようなものですよね。

どんなことを考えているのか、なにに対して関心があるのか、などなど。作者の見たもの、感じたことが本にはつまっているわけです。

しかも、年齢や職業、国、さらには時代に左右されることなく、目の前にあるページをぺらりとめくればその人のアタマをのぞけてしまいます。

「あれ?これってひょっとして楽しい…?」

そう気づいた瞬間に、ぼくは読書のとりこになっていました。

あれだけ本がニガテだったぼくは、今は「なんで高校のときにもっと本を読まなかったんだろう。」と後悔しています。

ちなみに、最近おもしろかった本だと、ライフネット生命の出口治明氏が書いた『本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法』ですね。

出口氏はその本のタイトルのとおり1万冊以上の本を読破しており、まさに”読書狂”と呼ぶにふさわしいかたです。

いわば、人のアタマをのぞきまくった人の、アタマをのぞいている感じでしたね。これを読んでから本の読み方自体も変わりました。

これから本を読んでいきたいな、という方はぜひ一読を。