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仕事をしたいのに、なんだかモチベーションが上がらない。
「これは自制心が足りないからだ!自制心を鍛えなくては!」
と考えてアレコレやっているかた、たくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。
ぼくもその一人でした。
自制心を鍛えて、セルフコントロールできる人ってすごいと思っていました。というか、今でもそう思っています。
でも、ある瞬間から「あっ、自制心を鍛えるのってムリじゃない…?」と思うようになったんですよね。今回は、そんなお話です。
自制心でなんとかなるわけがない
いくら自制心を鍛えようとしたところで、ガマンできないものはできないんです。
だって、にんげんだもの。お酒だって飲んじゃいますし、夜更かしだってしちゃいます。
と、考え出してから「あっ、これは自分の自制心を信頼しないほうがいいやつだ。」と思うようになりました。
自分がだらける人間だと自覚しているからこそ、自分の自制心やモチベーションに頼らないことが大切だというわけです。
モチベーションの波から「浮く」ということ
人間には、生きている以上どうしても波があります。
体調のよい日もあれば、悪い日も。また、体調はよいはずなのになんだか調子が出ない日もあります。
そんな調子の波でザブザブやっていたら、そりゃダメってもんです。
波が高い日でもお構いなしに船を出すようなものです。まぁ、そんなことしてたらすぐに沈みますよ。
でも、飛行機かなにかを使って、その波から浮いていたとしたら?
大津波が来ないかぎり、安定して進むことができるでしょう。
たとえば、の話なので「いや、波が高い日は風も強いでしょ」とかはナシでお願いしますね…。
というわけで、どうしようもない変化と感情・行動を切りはなす意識が大切なのであります。
「自制せざるを得ない」環境づくりが大切
「どうしようもない変化と自分自身を切りはなせ!」と言われたところで、「そんなこと言われても…」と思うかたがほとんどでしょう。
そこで大事になってくるのが、自制せざるを得ない環境をつくることなのです。
たとえば、早起きするために自制をしなければならないとします。
そのときに、「一緒に朝活しようぜ!」などと言って、他人を巻き込んでしまうのです。
「まるも朝活」です。ラジオ体操のあと、『生産性』についてのお話。意識の高さ…! pic.twitter.com/5YX66ERID0
— 黒田 剛司 (@ktsuyoc) 2017年4月19日
と、起きざるを得なくなります。
つまるところ、全て一人でやるのはむずかしいです。何かしらの理由があることが重要。
そのためできるかぎり「自制せざるを得ない」環境をつくる、もしくは適切な環境に身をおくことが大切です。
自分のモチベーションと行動は、できるだけ分けて考えるべし。
「やらないと気持ち悪い」という状態になるまでが勝負です。いかに「自制された行動」が習慣になるか。
関連:「人はどんなふうに動くのか」を考えて「自分を動かす」ということ
早起きはそろそろ習慣になってきたので、次の習慣を作っていきますかね。なににしようかな…。