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「人はどんなふうに動くのか」を考えて「自分を動かす」ということ

自分という人間もふくめ、「どんなふうに人が動くのか」に興味がありまして。

本を読んだり、うんうんと考えたりしているのですが、「意識と無意識」とか、どこかそのあたりにヒントがあるんじゃないかと。

意識してやっていることを無意識にして、無意識でやっていることを意識する、ような感じ。

もうちょっと詳しくいってみましょう。

意識してやっていることを無意識に

これは習慣化のお話でもあります。

たとえば歯みがき。

子どものころは「歯をみがきなさい!」と親に口うるさく言われたものだと思いますが、今では歯をみがかないと気持ち悪い。

同じように、これから習慣にしたい何か(読書でも、早起きでも、なんでも)は、どうにかして歯みがきと同じ「無意識レベル」にもっていく必要があるんですよ。

「あれ…今日なんかやってない…気持ち悪いな……あっ、そうか読書してなかった」みたいな。

あと、無意識レベルに持っていくことは、省エネ効果もあるんです。

新しいことをするのって疲れますよね?

あれは「意識しなければならないこと」が多いのが一つの理由。

つまり、「意識すること」ってエネルギーを使うんです。意識してなかったと思うんですけど。

で、「本当に意識すべきこと」にできるかぎりエネルギーを使うためにも、無意識レベルに落とし込めるものはできるだけそうしたほうがよいのです。

無意識でやっていることを意識する

人の行動のうち9割は無意識であると言われるほど、ぼくたちは日々の生活で意識することがありません。

それもこれも脳みそがラクをしたいがためです。繰り返しますが、「意識すること」にはエネルギーがいるんですよ。

ただ、無意識でやっていることが全て合理的であるかといえばそうでもなく。

「無意識で非合理的なことをしている」場合が往々にしてあります。

ここで言いたいのは「全てを合理的にせよ!」ということではなく、「非合理的なことに気づいていないという事実がある」ということです。

で、自分の無意識に気づくためには「なぜこれをしてるんだっけ?」と疑問に思うことが大事なんじゃないかと。

まとめると、無意識にやっていた非合理的な選択を、いったん意識して合理化し、また無意識に戻す…って感じですかね。

最後は、できるだけ無意識に

意識してやらないといけないことは、できるだけ減らすべきです。自動化、習慣化、ですね。

いったん、「あれっ?これって本当にやる必要ある?もっとシンプルにできるんじゃない?」と突きつめて、その後は自動でやれるところまでもっていく。

んで、大事なことに集中する。

そんな生活を送っていきたいものだな、と思う今日このごろであります。

結局のところ、「人はどうやれば動くのか」を考えることで、自分をラクに動かせるはずなんですよね。

ちなみに、意識と無意識を解説した本としては『ファストアンドスロー』が秀逸でした。

他にも、「人間がどのように行動するか」を知りたいかたは行動経済学の本とかもオススメ。