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ライブドアニュースのこの記事を読んで。
自衛隊の体験入隊などの過酷な新人研修が増加 その理由を番組で分析
恐怖で他人を支配するのはカンタン
サイコパス的な言いかたになってしまうのですが、恐怖で他人を支配するのはカンタンなんです。なぜなら、だれでもコワイ人には従うものだから。
ぼくも部活でそれはそれはコワイ先生のもとバレーボールをしていました。なんでも従っていましたね。すると今度は「自分で考えてやれ!」と怒られます。当時のぼくは「どうすりゃいいんだよ」という感じでした。
話を戻すと、恐怖で他人を支配することはカンタンです。しかし、それは他人を上から押さえつけることでしかマネジメントできない無能さアピールだと思います。
時代錯誤な根性論
退職する人材が多いので、「辞めないで残る根性を身につけてほしいということで、ああいう研修をやっている」のだろうと推測する。
と記事内で解説されていますが、これが本当だとしたら、時代錯誤な根性論が今でも残っているものだなあと思います。
それに、「根性のない人が辞める」というのは一理あると思いますが、「根性のある人も辞める」のではないでしょうか。「たとえ収入がとだえたとしても、いま在籍している企業を辞めたい。」という根性がすわった人も辞めていく可能性があるというのは、容易に考えつくことです。
ぼくは自分で仕事を作れると思っているので、そのような時代錯誤な根性論をふりかざす企業には入りたくないなあと思います。その新人研修、ダレトクなの?という感じです。
(関連記事 : 学生でも、田舎でも、仕事はつくれる。)
インセンティブ型の仕組みをつくる人は有能
では逆にどんな新人研修がよいのかというと、インセンティブ型のものがよいのではないかと思います。つまり、「悪いことをしたら罰を与える」という仕組みではなく、「いいことをしたら賞(何かいいもの)を与える」という仕組みを考えるほうが有能だということです。
その場合、会社側も社員に成果を上げてもらって嬉しい、社員側も賞(何かいいもの)をもらって嬉しいというふうに、みんな得します。
ただ、恐怖や罰で人を支配することと比べて、インセンティブ型の仕組みをつくることは手間がいると思います。だからこそ、インセンティブ型のマネジメントができる人は有能だと思います。そんな人がいる会社に入りたいものです。
まとめ
記事のように、入社してすぐの研修で自衛隊に体験入隊…なんてことはまれだと思いますが、厳しい新人研修をしている企業は一定数いるように思います。
それは一見、カンタンに効率よく教育ができているように見えますが、長期的に見るとインセンティブ型の仕組みをつくるほうが会社も社員にとってもよいのではないのでしょうか。
就活生として、賢いマネジメントをしている会社に入りたいと思った話でした。